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ピート・アロンソが千賀滉大の負傷交代に落胆

佐藤瑞紀 Mizuki Sato

Matthew Wadleigh

ピート・アロンソが千賀滉大の負傷交代に落胆 image

現地時間6月12日、ニューヨーク・メッツはワシントン・ナショナルズに4-3で勝利した。この勝利でメッツは6連勝、2カード連続のスイープとなり、ナショナルリーグ東地区の首位をキープしている。

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しかし、ファンにとって気がかりなのはメッツ先発千賀滉大の負傷だ。千賀はこの日、5回2/3を投げて被安打1、無失点と素晴らしいピッチングを見せ、勝利投手となった。

だが、試合中にハムストリング(太もも裏)のケガを負って途中降板した。原因は、ピート・アロンソが打球を処理し、一塁へ送球した際、その球が千賀の頭上を越えてしまい、それを捕ろうとした千賀がジャンプした際の着地で痛めたものだった。

試合後、アロンソはSNYの取材にこう語っている。

「今も本当に最悪な気持ちだ。ただ、野球のプレイをしようとしただけで、ピッチャーのためにいいプレイをしたかった。できる限り良い送球をしようとしたけど、、、最悪だよ。あんな形で関わってしまったのが本当に辛い」

「誰かがケガするのを見るのは本当に嫌だし、まして自分が関わっているなんて最悪だ。こんなふうにならなければよかったのにと思う」

メッツの監督カルロス・メンドーサによれば、千賀はアロンソの送球の前から痛みを感じていたと、自身の通訳を通じてアロンソに伝えたという。

とはいえ、千賀は負傷者リスト(IL)入りする見込みであり、メッツの先発ローテーションにとって大きな痛手だ。今季の千賀は7勝3敗、防御率1.47と、チームの成功を大きく支えてきた存在であり、アロンソとしても「その場に関わってしまったことが辛い」と語るのも無理はない。

原文:Mets star Pete Alonso's gutted reaction after Kodai Senga injury
抄訳:佐藤瑞紀(スポーティングニュース日本版)


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Editorial Team

Contributing Writer