アスレチックスのリリーフ投手メイソン・ミラーは、2023年のメジャーリーグ(MLB)デビュー以来、マウンドで圧倒的な存在感を放ち、記録的な球速を叩き出している。
現地10日(木)の夜、ミラーは今シーズン最速となる104.1マイル(約167.5キロ)をマークした。
104 feels like it shouldn’t be allowed. pic.twitter.com/3mcnO05nLp
— Jared Carrabis (@Jared_Carrabis) July 11, 2025
(104マイルはもはやスピード違反だ)
ミラーはこの日のブレーブス戦の9回、103.6マイル(約166.7キロ)、103.2マイル(約166.0キロ)、102.8マイル(約165.4キロ)、102.4マイル(約164.7キロ)と100マイル超の球を次々と投げた。そのイニングに投げた13球のうち8球がストライクで、1奪三振を記録した。
104.1 マイルはショーン・マーフィーに対する3ストライク目で計測されたもので、この球で空振りの三振を奪った。マルセル・オズーナは90マイルのスライダーでフライに、ジュリクソン・プロファーは同じく90マイルのスライダーでゴロに切ってとった。
ミラーは今季ここまで17セーブ、54奪三振、16四球を記録している。キャリア通算では98 試合に出場し、132イニングを投げて196奪三振を記録している。
なおこの試合、アスレチックスは延長11回の末に5-4で勝利した。
原文:Mason Miller throws fastest pitch in MLB this year
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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