村上宗隆を巡る状況が動き出している。
日本のスーパースターは現地11月8日(土)、正式にポスティングされ、MLB球団との45日間の交渉期間が始まったと 米ケーブル局『ESPN』のジェフ・パッサン氏 が報じた。
MLBの多くのチームが強打の三塁手である村上を獲得を狙うと目されている。
中でも1チーム、注目されているチームがある。
MLB.comが46人の記者を対象に調査を実施した ところ、投票者の半数近い21人が村上選手の移籍先としてシアトル・マリナーズを挙げた。その次はロサンゼルス・ドジャースで全投票者の28%を占めた。
「マリナーズは一塁手ジョシュ・ネイラーと三塁手エウヘニオ・スアレスをFAで失う可能性に直面しているため、村上の強打に大きな関心を示すだろう」と『MLB.com』はマリナーズが多くの投票を得た理由を紹介した。
「日本での出場試合の約75%を三塁でプレーしていたが、彼は内野の両コーナー内野を守れる選手だ。だが村上の最大の武器はその卓越したパワーだ」
ESPNのカイリー・マクダニエル氏 は6日(木)にマリナーズが村上を獲得するのに必要となるだろう金額を公表している。彼の予測では5年8000万ドル(1ドル154円換算で約123億2000万円、以下同)プラス1300万ドル(約18億5900万円)のポスティング費用が想定されている。
「堅実な四球率を見込める即戦力のホームランヒッターというのが真っ当な予想だが、打率は低く、走塁や守備の面での価値はあまり期待できない。最低ラインはカイル・マンザード(ガーディアンズ)やマット・ウォールナー(ツインズ)、まあまあの線でスペンサー・トーケルソン(タイガース)、理想のシナリオはブレント・ルーカー(アスレティックス)クラスといったところだろう」とマクダニエル氏は書いている。
「契約予想額は比較対象とした選手たちからすると奇妙に映るかもしれない。村上に5000万ドル(約77億円)を超えるオファーを出す球団は少ないだろう。しかし、明確な武器を持ちながらクオリファイング・オファー(QO)の対象外となる20代半ばの野手はFA市場に多くない。こうした選手はトレード市場で高値が付けられるのが常だ。比較対象として挙げられるのはジョーイ・ギャロ(レンジャーズ)だ。彼をダメな選手だと思っているファンは多いが、27歳のシーズンには彼は4.4WARを記録している。そして来年は村上が26歳のシーズンにあたる」
村上は2022年シーズンに56本を放ち、日本人選手のNPBシーズン最多本塁打記録を保持している。
2025年は故障に悩まされたが、シーズン終盤には回復し、MLB移籍への準備を整えた。
マリナーズはリーグチャンピオンシップ・シリーズ第7戦で終盤にリードしながら最終回に逆転負けした。村上を獲得できればあと一歩届かなかったマリナーズにとって大きなプラスとなるはずだ。
マリナーズがこの移籍を実現させるには、いかにして資金力、そして日本人選手のコネクションが豊富なドジャースを抑え込むか鍵となるだろう。
原文:Mariners' Munetaka Murakami free agent pursuit gets major update and a prediction
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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