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マリナーズのジョシュ・ネイラーが12試合で10盗塁とキャリアハイを倍増する快走を披露

Billy Heyen

石山修二 Shuji Ishiyama

マリナーズのジョシュ・ネイラーが12試合で10盗塁とキャリアハイを倍増する快走を披露 image

シアトル・マリナーズのファンはすでに、ジョシュ・ネイラーがどれほど素晴らしい選手であるかを理解している。

トレードデッドラインに獲得したこのスラッガーは現地6日(水)の夜、その愛すべき理由を垣間見せた。

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450 フィートのホームランを打ったネイラーは、これまでに見たことのないようなバットフリップを披露した。

(マリナーズが獲得したのは、ホームランを打っても、まるでコーヒーショップから出てきてフロントガラスに駐車違反のチケットが貼ってあったのを見つけたような反応をする選手、大好きだ。)

これはネイラーにとってマリナーズ加入後、12試合目で打った3本目のホームランだった。この一発で、シアトルに来てからのOPSを.833まで上げている。

さらに驚くべきに、ネイラーがこの試合を含め2試合連続で2つの盗塁を決めている。シアトルでの12試合で決めた盗塁は本塁打数を大きく上回り、すでに10盗塁を数えている。

今シーズン開幕前の時点で、ネイラーのシーズン最多盗塁数は2023年クリーブランドで121試合に出場しての10個だった。そのネイラーが今季は突如走りまくっている。

 178センチ、107キロのネイラーは、そもそもこんな数字を残す選手ではなかった。ただ、今季アリゾナで の93試合で11盗塁を記録しており、シアトルに来てそのペースをさらに高めている。

ホワイトソックスを相手に2試合連続で1ホーマー、2盗塁を記録した現在の好調ぶりを見れば、ネイラーが3試合連続を達成しないと誰が言えるだろうか?

フィールドを駆け回るネイラーの姿を見れば、彼に期待しない理由はない。

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原文:Mariners' Josh Naylor broke out a never-before-seen bat flip on his monster home run
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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Billy Heyen

Billy Heyen is a freelance writer with The Sporting News. He is a 2019 graduate of Syracuse University who has written about many sports and fantasy sports for The Sporting News. Sports reporting work has also appeared in a number of newspapers, including the Sandusky Register and Rochester Democrat & Chronicle

石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。