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イチローが殿堂入りスピーチで数々のジョークを英語で披露

Billy Heyen

石山修二 Shuji Ishiyama

イチローが殿堂入りスピーチで数々のジョークを英語で披露 image

イチローは現地27日(日)、クーパーズタウンでの野球殿堂入り式典の舞台感謝と謙虚さを表した。

同時に20分間のスピーチの間、シアトル・マリナーズの殿堂入り選手は数々のジョークも披露してみせた。

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現役時代のイチローはほぼすべてのインタビューに日本語で通訳を介して応じていたが、チームメイトたちは彼のユーモアのセンスをたびたび称賛していた。

日曜日のスピーチではイチローは英語で語り、そのセンスを存分に発揮した。

彼は冒頭から人々が常に彼の記録、通算3,000安打やシーズン262安打に焦点を当てることを指摘して「悪くないでしょ?」と笑みを浮かべながら、この日のスピーチのトーンを決定づけた。

殿堂入り投票で彼に投票しなかった唯一の記者にしっかりと言及することも忘れなかった。

(3000本安打、1シーズンで262本安打は、記者の方たちによって認められた功績です。1人を除いた皆さんによって)

イチローは、「己を知れ」という座右の銘もスピーチの中で表現した。

(イチローが自分自身について:「実のところ、野球がなかったら、皆さんは『この男はなんてバカなんだ』と言うでしょうね」😂😂😂)

イチローはまた、2015年にマーリンズからのオファーがあったとき、チームのことをまったく知らなかったと語った。この発言が冗談だったのか、本気だったのかは微妙なところだ。

(そして、マイアミ・マーリンズ。正直なところ、2015年に契約オファーの電話を受けたとき、自分はあなた方のチームのことを聞いたことがありませんでした🤣🤣🤣)

一番の見どころは、マリナーズのアナウンサー、リック・リズ氏がイチロー得意の送球を実況する様子を物真似してみせたことだろう。

(イチローによるマリナーズのアナウンサー、リック・リズのモノマネは素晴らしい🤣 )

イチローのような選手はもう二度と現れないだろう。

それはフィールド外でも同様だ。イチローは真のレジェンドであり、超えることのできない存在だ。

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原文:Mariners' Hall of Famer Ichiro Suzuki brings the jokes in legendary speech
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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Billy Heyen

Billy Heyen is a freelance writer with The Sporting News. He is a 2019 graduate of Syracuse University who has written about many sports and fantasy sports for The Sporting News. Sports reporting work has also appeared in a number of newspapers, including the Sandusky Register and Rochester Democrat & Chronicle

石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。