ロサンゼルス・ドジャースは2025年、93勝69敗の成績でナショナルリーグ西地区を制し、ワールドシリーズではトロントを破って二連覇を達成した。オフに突入した今、三連覇への挑戦は始まっているが、3年連続で10月まで戦ってきたチームに補強が求められるのは当然だろう。
ここでは、現地12月7日(日)からフロリダ州オーランドでスタートするウィンターミーティングでのドジャースの補強ポイントを確認していく。
1. ブルペン陣の安定化
ポストシーズンに入る以前から、ゲーム終盤のドジャースは綱渡りの継投策を見せていた。振り返って見れば、ドジャースはゲーム終盤で何度となくリードを手放してきた。佐々木朗希は応急処置として素晴らしいクローザー役を務めたが、来季はまた先発ローテーションに戻るだろう。昨年のオフにはタナー・スコット獲得で安定化を図ろうとしたが状況を変えることはできず、このオフも同じ問題を抱えている。ドジャースは少なくとも1人の実績ある リリーフ投手の獲得が必要だ。先発とリリーフの両方を務め、複数イニングを投げられる投手も必要かもしれない。
2. 外野陣の再構築
テオスカー・ヘルナンデスはチームで唯一実績のあるレギュラー外野手だ。アンディ・パヘスは確かな可能性を見せたが、まだ若く、シーズンを通じて活躍した実績はない。トミー・エドマンは足首を痛め、この先コンスタントにセンターを務められるかは不確実だ。それが難しいとなった場合、ドジャースには明確な解決策がない。期待されるプロスペクトは何人かいるが、優勝が求められるチームを牽引するだけの実績を持つ戦力は不足している。フリーエージェントの目玉であるカイル・タッカー、コディ・ベリンジャー獲得の噂も出ているが、このウィンターミーティングは信頼できる外野手を補強する絶好の機会となる。正真正銘のセンターでも、強打のプラトーン要員でもいい。獲得できれば、選手たちのコンディションや若手の成長に依存しないチームを作ることができるだろう。
3. 投手陣の余剰人員の活用
ドジャースのロスター40人枠には、故障から復帰した即戦力クラスの投手とマイナーのトップクラスの投手が大勢いる。昨シーズンはそのメンバーをフル活用する必要があったが、給与総額を新たなレベルに引き上げずに外野手や三塁手を強化しようと考えるなら、即戦力クラスの投手は最高のトレード要員となる。この豊富な投手陣をどこまでトレードで積極的に活用するか、それとも投手陣はキープしつつ、持ち前の資金力で新戦力を獲得してきて三連覇を目指すか、オーランドを訪れる編成本部長アンドリュー・フリードマン氏は頭を悩ますことになるだろう。
ドジャースはすでに現在のMLBにおけるダイナスティを確立している。この週末から始まるウィンターミーティングではその時代を続けていくべく、ドジャースがどこまで踏み込んだ補強を進められるか注目される。
原文:Dodgers’ three-peat hopes depend on fixing three problems at the Winter Meetings
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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