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大谷翔平に次ぐ史上2位の高年俸でカイル・タッカーを獲得、ドジャース三連覇へ盤石のラインアップに

石山修二 Shuji Ishiyama

Daniel Mader

大谷翔平に次ぐ史上2位の高年俸でカイル・タッカーを獲得、ドジャース三連覇へ盤石のラインアップに image

このオフのメジャーリーグ(MLB)のフリーエージェント市場で最大の目玉選手がついに市場から姿を消した。

今オフ獲得可能な最高の野手と評価されていたスラッガー、カイル・タッカーが2年連続ワールドシリーズ優勝を果たしたロサンゼルス・ドジャースへ移籍すると ジェフ・パッサン氏が報じた。

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30歳を目前に控えた万能外野手のタッカーがドジャース入りすることで、ドジャースは2026年シーズンもワールドシリーズ制覇の最有力候補として本命視されることになる。

ここではタッカーの新契約の内容をまとめる。

カイル・タッカーの契約内容

  • 契約年数: 4年
  • 金額: 2億4000万ドル(1ドル158円換算で約379億2000万円、以下同)

パッサン氏は現地15日(木)夜 に、タッカーのロサンゼルス行きを報じた。その後、追加情報として、契約内容は4年総額2億4000万ドルになると伝えた。契約には2年目と3年目の後にオプトアウト条項が含まれていると報じられている。

このオフを通じて、ドジャースとタッカーの相性の良さは報じられていた。そして、もし成立するとすれば高額な平均年俸(AAV)の短期契約しかないと予想されていた。今回タッカーが手にした契約はまさにその通りだった。『MLB Trade Rumors』によれば、タッカーの年俸6000万ドル(約94億8000万円)は大谷翔平の7000万ドル(約110億6000万円)に次ぐMLB史上2番目に高い年俸総額となる見込みだ。

ドジャースが提示した高総額の契約にタッカーは飛びついた。ドジャースが近年多くのスター選手たちの活躍によって勝利を積み重ね、2026年には3連覇を目指していることも追い風になっただろう。タッカーがドジャース打線を引っ張っていく必要はない。デイブ・ロバーツ監督にとってはもう1人のスター選手として、勝負された場面で打点を稼げばいいだけだ。

報じられているオプトアウト条項によれば、タッカーは2026年と2027年シーズンはドジャースでプレイするが、その後は再びフリーエージェントとなる可能性がある。

これによって、シカゴは2024年12月にアストロズからタッカーを獲得したが、1年でリーグ屈指の強打者を手放すこととなった。タッカーは昨季、プレーオフ進出を果たしたカブスの主力として打率.266、出塁率.377、長打率.464を記録しオールスターにも選出された。しかしシカゴがフリーエージェント市場でアレックス・ブレグマン獲得に動いたため、タッカーの移籍は必然と見られていた。

(直近160試合でのカイル・タッカーの成績。打率.290、出塁率.402、長打率.537、40ホーマー、31盗塁、169 wRC+、四球率15.5%、三振率15%、守備防御点8、8f WAR)

タッカーのここまでのキャリアのハイライトは2018年から24年にかけてヒューストン時代だ。アストロズでは3度のオールスター選出、ゴールドグラブ賞、2度のシルバースラッガー賞、そしてワールドシリーズ優勝リングを獲得している。数少ない5ツール(打率、スピード、スピード、守備力、強肩)プレイヤーと評価されるタッカーは、今オフに高額契約を結ぶことが予想されていた。

タッカーのキャリア・スタッツ

タッカーのこれまでのスタッツは以下の通り。

シーズンチーム試合数打率本塁打打点OPS
2018アストロズ28.14104.439
2019アストロズ22.269411.857
2020アストロズ58.268942.837
2021アストロズ140.2943092.917
2022アストロズ150.25730107.808
2023アストロズ157.28429112.886
2024アストロズ78.2892349.993
2025カブス136.2662273.841
キャリア通算769.273147490.865

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タッカーの年齢は?

カイル・タッカーは現在28歳、1月17日に29歳となる。

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タッカーのこれまでのキャリア

  • 2018〜24年:ヒューストン・アストロズ
  • 2025年:シカゴ・カブス
  • 2026〜現在:ロサンゼルス・ドジャース

タッカーは2015年のMLBドラフトでアストロズに全体5位指名された。その後、アストロズがアメリカンリーグ優勝争いの常連だった全盛期に同チームの育成組織で育ち、リーグ屈指の安定感のある外野手へと成長していった。ヒューストンでは3度のワールドシリーズ出場を果たし、2022年のワールドシリーズ制覇を経験している。

(3年前の今日、カイル・タッカーは2022年ワールドシリーズ第1戦で2ホーマーを放った)

しかし、2025年のFA資格取得後にアストロズがタッカーと再契約しない可能性が高まり、2024年シーズン終了後にカブスへとトレードされた。シカゴでのプレイは1年だけとなり、カブスは結果的にアイザック・パレデス、ヘイデン・ウェスネスキー、プロスペクトのカム・スミスをヒューストンへ手放し、タッカーを1年レンタルした形となった。

タッカーは昨季プレイオフ進出を果たしたカブスの中核を担った。だがオフシーズンに入るとフリーエージェントとなったタッカーがシカゴに戻らないことは明らかになった。そしてカブスがブレグマンとの長期契約を結んだことでタッカーの移籍は確定的となった。

こうしてタッカーはドジャースでプレイすることとなった。2026年と2027年の契約は確定しており、その後にはオプトアウト条項があると報じられている。もしタッカーがオプトアウトの権利を行使しなければ、2029年シーズンまでドジャースに在籍することになる。

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タッカーの生涯収入

『Spotrac』によれば、 タッカーはこれまでのMLBキャリアで計40,475,737ドル(約63億9517万円)を稼いでいる。その大半は2025年シーズンのカブスでの契約によるもので、この1年で推定1650万ドル(約26億700万円)を稼いだ。

報じられているドジャースとの2億4000万ドルの契約でタッカーの生涯収入はさらに急増する見込みだ。

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原文:Kyle Tucker contract details: Top free-slugger officially departs from Cubs for two-time defending champion Dodgers
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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