フアン・ソトはどのユニフォームに袖を通してもMLB屈指の打者の一人として、安定したパフォーマンスを発揮してきた。
しかし、ニューヨーク・メッツに移籍した今季は苦戦を強いられており、最近では定位置の打順を変更されるほど調子を落としている。
「(監督の)好きなところで構わない」とソトはカルロス・メンドーサ監督に告げたという。
ここ数試合、ソトは3番打者として起用されているが、ソトは「特に気にしていない」と語っている。
「構わないよ」とソトは現地23日(金)の試合前の取材で答えた。
「もう慣れたてきたよ。2番でも3番でも構わない。どちらでも気持ちよくプレーできる」
ソトはまた打順がどこであろうと対応できると自信を示した。
「何かを変えるといってもこれまでとはちょっと違うからね」とソトは言った。
「リーグに昇格するまではマイナーリーグからメジャーリーグの間、ずっと3番か4番打者だった。そしてメジャーリーグでさらに4年間、3番か4番打者として打ってきた。なので2番打者になるのは大変だった。最初はどうしていいかわからなくて本当に大変だった。何が起こるかも予想できなかった。でも今ではすっかり慣れた。3番や4番の感覚は既に分かっているので、打順が入れ替わっても問題はないよ」
このオフ15年7億6500万ドル(1ドル142円換算で約1086億3,000万円)の契約でメッツに移籍してきたソトは今季ここまで、打率.236/出塁率.369/OPS.787といずれもキャリアワーストの数字にとどまっている。
原文:Juan Soto has viral response to demotion in batting order
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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