時計の針は刻々と進んでいる。
メジャーリーグ(MLB)移籍を目指す村上宗隆は11月8日にポスティングされ、MLBのチームとの契約期限は12月22日となっている。
多くのチームが村上獲得に興味を示しているが、米ケーブル局『ESPN』のジェフ・パッサン氏 は村上の移籍先候補として次の5チームを挙げている。
- ニューヨーク・メッツ
- ボストン・レッドソックス
- テキサス・レンジャーズ
- アリゾナ・ダイヤモンドバックス
- ピッツバーグ・パイレーツ
パイレーツはこのオフのパッサン氏のFAレポートの中でも何度か名前が挙がっており、今オフに大きな補強に動くために動いているようだ。
メッツとレッドソックスは、大きなマーケットを持つ有力な移籍先だ。レンジャーズとダイヤモンドバックスは、数シーズン前にワールドシリーズに出場して以来苦戦しているが復活を目指している。
パッサン氏はロサンゼルス・ドジャースやシアトル・マリナーズについて言及していないが、他の報道ではこれらのチームが村上獲得に動く可能性も示唆されている。
村上に対する関心はシンプルだ。25歳の三塁手で、とてつもない長打力を持つ。村上は日本プロ野球(NPB)に日本人によるシーズン最多本塁打記録(56本)を保持している。
「彼はMLB入りする日本人野手として初の9桁の契約を獲得する見込みだ。2022年にNPBの日本人選手によるシーズン最多本塁打記録を破ったことで、村上のMLB移籍は数年前から準備が進められてきた」とパッサン氏は言う。
個々の選手の能力が海外で通用するかは常に未知数だが、村上に巨額契約を提示するのをためらうほどの懸念材料はない。
いずれかの球団が村上を新たな中心打者として獲得するだろう。そのためにアピールできる期間はあと1ヶ月ほどだ。
原文:Japanese superstar Munetaka Murakami given 5 free agent landing spots by ESPN's Jeff Passan
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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