クリーブランド・ガーディアンズは、トレードデッドラインを目前に控えて最も注目されているチームの1つだ。複数のトップ選手にトレードの噂が挙がっており、ロスターに安泰な選手は1人もいないように思われる。
元サイ・ヤング賞投手のシェーン・ビーバーからゴールドグラブ賞の外野手スティーブン・クワンまで、誰かがクリーブランドを去ることになるだろう。トレードが成立するのは時間の問題だ。
ガーディアンズのスティーブン・ボート監督は現地30日(水)、MLBがビジネスであることを理解した上でチームの現状について語った。
「いつだって辛い日であり興味深い日、楽しい日、そして誰もが混乱する日だ。どうなるか見てみるしかない」と、ボート監督は水曜日のコロラド・ロッキーズ戦の試合前に語った。
「クワンはプロだ。ウチのメンバーは皆このビジネスをよく理解している。それがこの仕事の素晴らしいところだ。(クワンの)姿勢に変化はまったく感じない。噂になっている他のメンバーも同じだ。現実になるまでは、あくまで噂に過ぎない。分からないことは分からない。だから、毎日姿を見せ、同じマインドセット、同じ態度、同じ笑顔で臨む。あの部屋にいる26人の選手たちがしっかりコントロールできているし、自分達はできる限りの方法で彼らをサポートし続ける」
報道によると、クリーブランドは現地31日(木)のデッドラインまでにスティーブン・クワンとシェーン・ビーバーとのトレード相手を精力的に探しているという。
原文:Guardians manager speaks on the team's current trade rumors
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
✍️この記事はいかがでしたか? 読後のご意見・ご感想をぜひお聞かせください
MLB関連記事
- メッツがカーディナルスのクローザー ライアン・ヘルスリーを獲得
- フィリーズがツインズのクローザー ジョアン・デュランを獲得
- レッズ戦に先発した大谷翔平がけいれんのために予定の4回途中で急遽降板
- ダルビッシュ有が日米通算204勝目 勝利数で黒田氏を抜き歴代単独トップに
- ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.がアキレス腱を痛めて故障者リスト入り
- 【2025年7月版】MLB移籍情報一覧|主なトレード・契約まとめ
- Apple TV+で毎週MLB中継 大谷翔平の試合配信も予定される『フライデーナイトベースボール』とは?