昨季ワールドシリーズ(WS)連覇を果たしたロサンゼルス・ドジャースは、大谷翔平をはじめ投打にスター選手を擁している。それだけでなく、将来が期待されるプロスペクトも複数在籍しているが、その中の1人であるアレックス・フリーランドについては今後の雲行きが怪しいかもしれない。米メディア『ドジャースウェイ』が報じている。
現在24歳のフリーランドは、2022年のMLBドラフト3巡目(全体105位)でドジャースに入団したスイッチヒッターの内野手。シュアな打撃や内野複数ポジションを守れるユーティリティ性などが評価されており、MLB公式サイトの『MLBパイプライン』が2025年1月に発表したプロスペクトランキングでも球団5位、全体72位に格付けされていたが、2024年終了時点ではメジャー出場はゼロだった。
迎えた2025年7月末、フリーランドはキム・ヘソンが左肩故障で離脱したことに伴い、待望のメジャー初昇格を果たした。ただ、翌8月は25試合に起用されるも、打率.183(71打数13安打)と結果を残せず。これが響いたのか、9月の出場試合数はわずか3試合と激減した上、ポストシーズンでは1試合も出番が無かった。
そのフリーランドについて、同メディアは「ドジャースが2026年シーズンまでに残留させるべき選手2名、トレードすべき選手2名」と題した記事の中で、トレードすべき選手2名の内の1人に選出。
「彼のルーキーイヤーは打率.190、2本塁打、6打点、出塁率.292、長打率.310、三振率.361と厳しい結果に終わった。ダルトン・ラッシングほど出場機会が阻まれているわけではないが、ミゲル・ロハス、トミー・エドマン、キム・ヘソンの存在により、2026年に彼が出番を得ることは難しいかもしれない」と厳しい見方を示した。
また、「最大の問題は、ドジャースが彼のパフォーマンスを信頼していない可能性があることだ。彼は両打ちだが、チームは左打席でのみ起用したいと考えている(昨季は右打席で14打数2安打、左打席で70打数14安打)。打撃技術に疑問符が付く中、守備が彼のプレーで最も優れた部分のように見える」と、球団側も現状はそれほど期待していない節があると指摘。
その上で、「ドジャースが本当に彼を信頼していないのなら、まだプロスペクトとしての輝きを保っているうちに移籍させるのは理にかなっている。結局のところ、彼のメジャーでの不振は、わずか97打席という少ない出場機会で簡単に説明がつくからだ。そうすれば、ドジャースは彼に対する疑念が正しかったと証明される前に、その価値を利用してニーズに合った戦力を手に入れようと相手を口説き落とすことができるだろう」と、市場価値が落ち切らない内にトレード要員にするのも一手ではないかと提案している。
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