ニューヨーク・メッツのフランシスコ・リンドーアは自身の怪我を公表し、負傷を抱えながらもプレーを続ける意向を表明した。
リンドーアは現地5日(木)メッツのスターティングラインアップから外れ、メディアの取材の中で右足の小指を骨折したことを明かした。この日は出場しないものの、故障者リスト入りは回避する方針だとニュースサイト『Newsday』のローラ・アルバネーゼ氏が報じている。
「現時点で彼は故障者リスト入りを回避する方針だと語った」とアルバネーゼ氏はXに投稿した。
「ペインマネジメントの問題だが、今はかなりの痛みだと言う。足を引きずりながら歩いている」
リンドーアは自身の状態を「その日ごとに判断する」と説明し、できるだけ早い時期のラインアップ復帰を希望している。
「できるだけ早くプレーできればいいと思っているが、様子を見つつ、その日ごとに判断していく。対応についてはトレーナーの判断を信頼している」とリンドーアは言う。
Francisco Lindor says he has a broken right pinky toe.
— SNY (@SNYtv) June 5, 2025
Lindor says he's "day-by-day" and hopes to be able to play "sooner rather than later" pic.twitter.com/VVqLFXH3zD
リンドーアを失うことはメッツにとって大きな打撃となる。リンドーアは昨年のチーム復活の最大の要因であり、ポストシーズン進出にも大きく貢献した選手で、ナショナルリーグMVP投票でも2位につけた。今年もここまで打率.279/出塁率.353/長打率.490で14本塁打を記録しており、5度目のオールスターゲーム出場が期待されていた。
メッツは現在ナショナルリーグ東地区の首位に立っているが、リンドーアが故障者リスト入り、長期欠場するようなことになれば、フィラデルフィア・フィリーズにとっては首位を奪還する絶好の機会となる。
メッツにとって最良のシナリオは、今週中にもまずは指名打者としてリンドーアがラインアップに戻ってくることだろう。
原文:Francisco Lindor announces surprise injury, plans to play through 'significant' pain
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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