馴染みの顔が戻ってくる。
現地7月7日（月）に肘の炎症で故障者リスト入りして以来、キケ・ヘルナンデスは、彼の打力と守備力を切実に必要としているドジャースのロスター復帰に向けて着実な回復を遂げてきた。
一時は今シーズン中の復帰の可能性は難しいとデイブ・ロバーツ監督が発言したこともあったが、チームを支えるユーティリティプレイヤーは現地25日（月）、シンシナティ・レッズをホームに迎える次のシリーズで復帰する予定となった。
ヘルナンデスはドジャースのAAAオクラホマシティでリハビリ出場を開始すると、5試合で打率.357、出塁率.438、OPS.938と安定したプレイぶりを見せている。
AAAではヘルナンデスは指名打者だけでなく外野手としても出場している。外野でのプレイ機会が増えたことで、復帰後はマイケル・コンフォートらに代えてヘルナンデスをスタメンで起用して攻守の改善を図ることも考えられるかもしれない。
もちろんヘルナンデス自身も負傷離脱の前まで、打率.195、8本塁打、22打点、OPS.626と苦戦していたことは事実だ。
だが、トミー・エドマンやキム・ヘソンといった主軸の選手たちが欠場している中、ヘルナンデスのように毎日出場し、手薄な選手層を補ってくれる選手が戻ってくることは今まさにチームが必要としていることだろう。
原文：Dodgers utility man Kiké Hernandez to return next homestand
翻訳・編集：石山修二（スポーティングニュース日本版編集部）
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