ロサンゼルス・ドジャースはこのトレードでまずまずの結果を得たと言えそうだ。
現地29日（月）の早い段階で、元盗塁王の外野手エステウリー・ルイーズをマイアミ・マーリンズにトレードするとのニュースが流れた。
ドジャースはその交換要員として右投手のアドリアーノ・マレロを獲得する。
The Dodgers traded OF Esteury Ruiz to the Miami Marlins in exchange for RHP Adriano Marrero.
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) December 30, 2025
マレロはキューバ出身の18歳の投手だ。
マーリンズは1月に彼と35万ドル（1ドル156円換算で約5460万円）で契約した。
契約後、マレロはドミニカ・サマーリーグで33イニングを投げ、35人の打者を三振に取っている。
“Really high potential and significant upside.”
— Fish on the Farm (@marlinsminors) December 30, 2025
This was international scouting director David Hernandez-Beayne on Adriano Marrero earlier this year. Headed to the Dodgers in the trade for Esteury Ruiz.#Marlins traded a raw but very protectable arm for right-now MLB talent. Pic.twitter.com/TPaJ9dsbxe
（「非常に高い潜在能力と大きな成長の余地がある」これは今年初め、国際スカウト部長のデビッド・ヘルナンデス＝ベインがアドリアーノ・マレロについて語った言葉だ。彼はエステウリー・ルイーズとのトレードでドジャースへ移籍する。#マーリンズは未熟だが将来性豊かな投手と引き換えに、即戦力となるメジャーリーガーを獲得した）
ドジャースにとって欠かせない存在ではなかったルイーズとの交換としては興味深い見返りだ。
ルイスは2023年、アスレチックスで67盗塁を記録し、盗塁王となった。だがここ数シーズンはMLBでほぼ存在感を発揮することができていない。
対するマレロもMLBからは程遠い存在だ。
だがドジャースは今現在すでにメジャーに必要なタレントを全て揃えている。今回のトレードはキャリア初期の才能ある選手を獲得し、育成するチャンスとなるだろう。
数年後に振り返った時、ドジャースがこのトレードでどれほど見事な手腕を発揮したか、評価される日が来るかもしれない。
原文：Dodgers trade for $350,000 18-year old pitcher with great strikeout numbers
翻訳・編集：石山修二（スポーティングニュース日本版編集部）
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