この大谷翔平の記録は、『二刀流』に関するものではないが驚嘆すべきものだ。
「ウィリー・メイズ以来の記録」と言うフレーズがついた時点でそれはもう偉業と言っていい。
現地26日(木)に大谷がクアーズ・フィールドで放ったホームランはまさにそんな一本だった。
この日、大谷は今季28号ホームランを放ち、今季出場した80試合目にして28本塁打、6三塁打を記録した。
「OptaStats」によれば、80試合目までに28本塁打、6三塁打を記録した選手は大谷以前では1954年のウィリー・メイズまで遡る。
メイズは長年にわたって、メジャーリーグ史上最高のオールラウンドな選手と評価されてきた。
一方、大谷は攻守の『二刀流』でプレーしている。そう考えると、レジェンドと比較する上で大谷には注釈をつける必要があるのかもしれない。
そんな心配よりも重要なのは、大谷が1954年のメイズの記録に並んだと言う事実、そしてこれまでにも誰もなし得なかった事をいくつも達成してきている事実であり、大谷が野球界にとってどれだけ特別な存在であるかを忘れないことだろう。
原文:Dodgers' Shohei Ohtani makes MLB history not done since Willie Mays 71 years ago
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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