大谷翔平はできることを全てやってのけた。
それでも、ロサンゼルス・ドジャースは勝てなかった。
『OptaStats』によると、この日『二刀流』で出場した大谷の成績はMLB史上でも他に例を見ないものだった。
それは以下の通りだ。
- ホームランを記録
- 8人以上の打者から奪三振を記録
- 自責点(1)よりも多くの打点(2)を記録
- 与四球(0)よりも多くの四球(1)を記録
それでも充分ではなく、ドジャースはカーディナルスに3-5で敗れた。
大谷は現地6日(水)のカーディナルズ戦、先発のマウンドに立つと4イニングを投げ、被安打2本で1失点、8奪三振を記録した。
一方、打席では3打数1安打、四球1、本塁打1、1得点、2打点をマークした。
大谷は3回表、ブレンダン・ドノバンのセーフティ・バントでカーディナルスに先制を許した。
しかしその直後の3回裏、大谷は自らセンターへ今季39号となる2点本塁打を放ち、逆転した。このホームランが大谷のメジャー通算1000本目の安打となった。
対するカーディナルスは6回に1点を返した後、8回にジョーダン・ウォーカーのシングルで2点で逆転し、9回にラーズ・ヌートバーのツーベースでダメ押しした。
ドジャースは大谷以外では4番のフレディ・フリーマンが3安打、8番のアレックス・コールが2安打を放ったが、ヒットが続かず、得点を上げることはできなかった。
マウンド上の大谷はほぼ完全な状態に戻りつつあるように見え、これまで誰も成し遂げたことのないようなスタッツを残している。どれも信じがたい数字だが、それらは彼がどれだけ特別な選手であるかを示していると言える。
原文:Dodgers’ Shohei Ohtani put up the most insane stats combination in MLB history and somehow still lost
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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