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ドジャースの佐々木朗希の先発ローテーション落ち、マイナー降格の可能性を米メディアが指摘

石山修二 Shuji Ishiyama

Shaun McAvoy

ドジャースの佐々木朗希の先発ローテーション落ち、マイナー降格の可能性を米メディアが指摘 image

ロサンゼルス・ドジャースはすでにメジャーリーグでトップクラスの成績を収めるチームだが、複数のキープレーヤーが怪我から復帰してくれば、さらに強力なチームとなりうる。

ドジャースはここまで複数の投手が怪我に悩まされてきた。チームはリーグで最も多くのリリーフ投手を起用しており、先発投手の投球イニング数はリーグ最少となっている。だが、クレイトン・カーショウ、タイラー・グラスノー、ブレイク・スネルが怪我からの復帰に向けて進展を見せており、それに伴って佐々木朗希にはローテーションから外される可能性が囁かれ始めている。

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佐々木のシーズン序盤の苦戦と複数の投手の復帰を鑑み、スポーツ&エンターテイメントニュースサイト『Yardbarker』でデビッド・ヒル氏はドジャースが佐々木をマイナーリーグに降格させる可能性について報じた。

「2025年のロサンゼルス・ドジャースには2つの目標がある。ワールドシリーズ連覇と、ローキ・ササキをメジャーリーグレベルで育成することだ」とヒル氏は書いた。

「最初の目標については順調だ。しかし、ササキのメジャーリーグへの移行についてはそうとは言えない。ササキは先週金曜日の登板前まで進歩の兆候を示していた。圧倒的な投球とは言えないが先発の度に改善の兆しを見せていた。しかし金曜日の試合は後退の一歩だった」

「タイミングは今、ササキに味方してくれそうにない。ドジャースの投手陣には間もなくローテーションの主要メンバーが戻ってくる。そして、ロサンゼルスはサンディエゴ・パドレスとサンフランシスコ・ジャイアンツとのナ・リーグ西地区優勝争いを凌がなければならない。ササキとドジャースがその速球の課題を解決できなければ、マイナーへの降格が待っているかもしれない」

佐々木はここまで8試合に先発し、24奪三振をマークしているが、22四死球も与えており、防御率は4.72となっている。ストレートの球速にも課題を抱えており、直近5試合連続では毎試合本塁打を許している。期待の若手投手であることは変わりないが、ドジャースの投手陣が充実する中、佐々木には今マイナーリーグでさらなる成長を遂げることが求められるかもしれない。

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原文:Dodgers rookie could be demoted to minor leagues in surprising move
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。

Shaun McAvoy

Shaun McAvoy is a freelance NBA and MLB writer for The Sporting News. Shaun's experience includes local sports coverage with SportsNet Pittsburgh, an affiliate of the New England Sports Network, focusing on football and baseball. Shaun is a Billerica, Massachusetts native, and Merrimack College graduate with a degree in Sports Management and Communications and Media.