ロサンゼルス・ドジャースは、さらに戦力を上積みしようとしている。
ワールドシリーズを2年連続で制し、今オフのFA市場ではカイル・タッカー、エドウィン・ディアスの獲得にも成功。それでも補強はまだ終わらないかもしれない。
『The Athletic』のケイティ・ウー記者によると、ドジャースはミルウォーキー・ブルワーズの右腕先発フレディ・ペラルタのトレード獲得を引き続き検討しているという。
ペラルタはオールスターに2度選出された実績を持ち、2025年シーズンは防御率2.70を記録した。
ウー記者は、昨季の先発陣が故障者続出だった点を踏まえ、「ペラルタ獲得を探る価値は十分にある」と指摘。ブレイク・スネル、タイラー・グラスノー、佐々木朗希、エメット・シーハンが故障者リスト入りし、大谷翔平も6月中旬まで登板できなかったことに触れたうえで、ドジャースが投手起用を慎重に進めようとしていると伝えた。
またデイブ・ロバーツ監督は昨年12月、シーズン序盤に6人ローテーション、あるいは変則的なローテーションを採用する可能性を示唆。登板間隔を空け、休養日と回復日を確保する狙いがあるという。
さらにウー記者は、ブルワーズがペラルタ放出の見返りとして「すぐにメジャーで投げられる先発投手」を求める見通しだとも報じている。ドジャースは投手陣の選択肢が多く、条件を満たす駒を用意できる可能性がある。
加えて、ドジャースは球界でも屈指のファームシステムを誇る。有望株をトレードのパッケージに加える選択肢もあるだろう。
「若く、球団が保有権を長く持てるタレントが揃っていることから、ドジャースがペラルタ獲得のトレードを成立させることは可能だ」とウー記者は記す。ただし実際に動くのは「本当に必要だ」と判断した場合に限られるという。
そして、ドジャースがペラルタ市場に関与していること自体、先発投手の健康状態や稼働率に一定の懸念があることを示しているとも言える。昨季、故障者リスト入りしなかった先発投手は山本由伸のみだった。
MLB全体から見れば、ドジャースがペラルタまで手に入れる展開は歓迎されないだろう。そうなる前に、他球団が先に動いてトレードをまとめにいく必要があるかもしれない。
原文:Dodgers pursuing trade for 2-time All Star to make juggernaut even stronger
翻訳・編集:浄見耕志(スポーティングニュース日本版)
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