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苦しいチーム状況の中でドジャースのムーキー・ベッツが見出す希望の光とは

石山修二 Shuji Ishiyama

Hunter Cookston

苦しいチーム状況の中でドジャースのムーキー・ベッツが見出す希望の光とは image

ロサンゼルス・ドジャースはここへきて思わぬ急失速を見せ、エンゼルス相手にも直近のシリーズでのスイープを含め4連敗となった。

一時はナ・リーグ西地区で大きなリードを築いていたが、ついにパドレスに逆転され、1ゲーム差の2位に陥落した。非常に厳しい状況と言える。

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6月末の時点でドジャースが地区優勝を逸する可能性は0.25%だろうとX(旧Twitter)に投稿していたドジャース番記者のブレイク・ハリス氏は今の状況に弁解の余地もないと感じている

「自分の言ったことだ。残り74試合で 9ゲーム差は安全なリードだと思っていた。この時点で『Fangraphs』はドジャースの地区優勝の確率を 98.4%と予測していたから、この失速の可能性は0.25%でなく、1.6%あったと言うことなんだろう」

この短期間にこれだけの大きなリードを失うことは簡単なことではない。ドジャースはこれ以上に深みにはまらないよう、あらゆる手を尽くさなければならない。

ただ、ムーキー・ベッツは最近の連敗にも希望の光を見出している。

「毎晩、自分たちの勝つチャンスを作り出せていることは心強いことだ。決して毎試合ひどい試合をしているわけじゃない。自分たちはできる限りのことをしている。ただ、ほんの少し足りないだけだ」とベッツはメディアに語った

確かに、ベッツの指摘は的を射ている。ドジャースは対戦相手に圧倒されている訳ではない。ただ勝負どころで結果を出せていない、ドジャースらしからぬ戦いぶりをしていると言える。

レギュラーシーズンはまだ十分に時間があるので慌てる必要はないだろう。しかし、勢いを増しているパドレスの戦いぶり次第では、ドジャースはこの先、ワイルドカード出場へ照準を変更を余儀なくされるかもしれない。

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原文:Dodgers' Mookie Betts finds silver lining in disastrous stretch: 'We're giving ourselves a chance'
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。

Hunter Cookston

Hunter Cookston began his career as a sportswriter for the Marion Tribune, where he covered local high school football, basketball and baseball. His passion for sports started at the age of four when he played his first year of tee ball. Growing up in Tennessee, he developed a deep love for the Tennessee Volunteers and Atlanta Braves. Hunter is currently attending Tennessee Wesleyan University, where he is pursuing a BA in Sports Communications/Management.