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1000万ドルのオプション行使でドジャース残留を決めたマックス・マンシーに忍び寄る『引退』の2文字

石山修二 Shuji Ishiyama

Hunter Cookston

1000万ドルのオプション行使でドジャース残留を決めたマックス・マンシーに忍び寄る『引退』の2文字 image

ロサンゼルス・ドジャースはワールドシリーズ連覇を達成したばかりだが、シーズンを終えた今、チームはすでに来季の戦力構成に関する重要な決断に直面している。

ドジャースはマックス・マンシーの1000万ドル(1ドル153円換算で約15億3000万円)のオプションを行使し、彼が現時点でチーム最古参の選手として来季もドジャースでプレイすることを確定した。

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「彼の残留は、チームの核となるベテラン選手を確保する上でも重要だ。クレイトン・カーショウが引退した今、ドジャースで最も長く在籍する選手がチームに残ることとなった」と地元紙『ロサンゼルス・タイムズ』のジャック・ハリス氏は記した。

ただ、この発表後、マンシーは2026年シーズン終了後の引退を示唆しているとも取れるような発言をした。

「ドジャースでなければ、自分はここまで野球を続けていなかった。彼らともう1年過ごせること、できるならそれ以上ここで続けることが自分にとっては重要なんだ」と マンシーは語った。

35歳のマンシーは、フィールド内外で怪我に悩まされたシーズンを耐え抜いた。引退が頭をよぎっている可能性もあり、もしドジャースが来季別の方向性を選んだとしたら、彼は引退を決断するかもしれない。今シーズン序盤にも、彼はドジャースでキャリアを終えたいと明言していた。

「ここで引退したいのはと思っているのは秘密でもなんでもない。それがどう実現するかは今はまだ考えられない」と マンシーは語った。

ほぼ10年にわたりドジャースの貴重な戦力として活躍してきたマンシーは、既に ポストシーズン本塁打数でチーム歴代トップの数字を記録するなど、確かな足跡を残している。

保証されたものは何もないが、来シーズンを通じて引退がより差し迫った問題となってくるかかどうかは注目に値する。ドジャースは三連覇を目指しており、もし達成できればマンシーは最高の形でキャリアを終えることも考えられるだろう。

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原文:Dodgers' Max Muncy hints at potential retirement after LA exercises $10 million player option
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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