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マックス・マンシーがドジャースのポストシーズン本塁打記録を更新

Billy Heyen

石山修二 Shuji Ishiyama

マックス・マンシーがドジャースのポストシーズン本塁打記録を更新 image

今日の打球は問題なくセンターのフェンスを超えていった。

マックス・マンシーは現地13日(月)のチャンピオンシップシリーズ第1戦でセンターへのホームラン性の大飛球を放ち、珍しい8-6-2の併殺に関わった。満塁の場面でブルワーズのセンター、サル・フレリックのグラブに当たった打球はフェンス際で奇妙なバウンドを見せ、ドジャースの走者全員を混乱させた。

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だがこの日は大丈夫だった。マンシーがセンターに放った打球はフレリックのグラブを超えてホームランとなった。そしてそのホームランはドジャースの歴史を塗り替える一本となった。

この1本はマンシーのポストシーズン通算14本目のホームランとなり、ドジャースのポストシーズン史上最多記録となった。

(準備は不要。マンシーがフレディを引きずり下ろす)

@JayHayKidによると、マンシーはそれまでコーリー・シーガー(現レンジャーズ)、ジャスティン・ターナー(現カブス)と13本でトップタイに並んでいたが、この日の一打で単独トップとなった。

現在のメジャーリーグ(MLB)ではポストシーズンのラウンド数、試合数が増えたことが記録を後押ししていることは間違いない。実際、マンシーを含めトップ3はいずれも近年の選手が占めている。

それでもマンシーがこのリストのトップに立っているのは驚異的だ。

マンシーがこのようなキャリアを歩むとは、アスレティックスに所属していた頃、最適なスイングを探していた頃、誰も予想していなかった。

だがドジャースに移籍したことで、マンシーはその力を解き放った。彼はここ数年、MLBでも屈指のスラッガーとなり、ポストシーズンになるとそのレベルをさらに上げてくる。

マンシーを擁したドジャースは過去に2度ワールドシリーズを制覇し、2025年は3度目、そして連覇を狙っている。

マンシーの記録がさらに伸びていけば、ドジャースの新たなリング獲得への道も開けていくだろう。

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原文:Dodgers' Max Muncy is the greatest playoff home run hitter in franchise history, breaking a 3-way tie
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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Billy Heyen

Billy Heyen is a freelance writer with The Sporting News. He is a 2019 graduate of Syracuse University who has written about many sports and fantasy sports for The Sporting News. Sports reporting work has also appeared in a number of newspapers, including the Sandusky Register and Rochester Democrat & Chronicle

石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。