ロサンゼルス・ドジャースは現地5月6日時点でメジャーリーグトップの24勝11敗の成績をあげ、地区内でサンディエゴ・パドレスに0.5ゲーム差をつけて首位を走っている。
ワールドシリーズ連覇に向けて好スタートを切ったドジャースだが、ここに来てさらなる故障者が出てしまった。すでにブレイク・スネルやタイラー・グラスノーといった投手陣の怪我に悩まされているところに加え、打線の中核であるテオスカー・ヘルナンデスも故障で当面の間、チームを離れることになった。
関連記事:大谷翔平の最新成績&ランキングまとめ 2025年シーズン(外部配信)
現地5日(月)のマイアミ・マーリンズ戦において、ヘルナンデスは左足のハムストリングスに張りを訴え、試合途中で退場した。その後、ヘルナンデスの故障者リスト入りが決定した。
The Dodgers recalled OF James Outman and placed OF Teoscar Herńandez on the injury list with a left groin strain.
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) May 6, 2025
(ドジャースはジェームズ・アウトマンを昇格させ、テオスカー・ヘルナンデスを左股関節の筋挫傷のため故障者リストに登録した)
デイブ・ロバーツ監督のコメントによれば、状況は良くなさそうだと地元紙『ロサンゼルス・タイムズ』のジャック・ハリス記者は報じている。
Dave Roberts said Teoscar Hernández has a Grade-1 adductor strain. No timeline to return, but Roberts acknowledged he’s gonna be “inactive for a while”
(デイブ・ロバーツ監督は、テオスカー・ヘルナンデスの内転筋損傷はグレード1(軽症)と説明した。復帰の時期は未定だが、ロバーツ監督は「当面の間、出場不能となる」と認めた)
ヘルナンデスは今季好調なスタートを切り、ここまで打率.315、9本塁打、34打点をマークしていた。ヘルナンデスの戦線離脱はドジャース打線にとって大きな打撃となる。
ドジャース移籍初年度の2024年には154試合のレギュラーシーズンに出場し、33本塁打、99打点、打率.272を記録。打線の中核として安定したパフォーマンスを見せた。
当面の間チームを離脱することになるヘルナンデスの穴を埋めるべく、ドジャースがトレードの可能性を模索するか、他のオプションで乗り切るか、今後の動向が注目される。
原文:Dodgers make crushing Teoscar Hernandez injury announcement
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
MLB関連記事
- 復帰を目指すドジャースのブレイク・スネルが体調不良で投球練習を回避
- 深刻なスランプ中のマイケル・コンフォートに対してロバーツ監督は信頼を崩さず
- 投手陣に故障者が続出しているドジャースがMLB史上初となる珍しい記録を樹立
- 山本由伸、佐々木朗希、今永昇太ら日本人投手の次回登板予想
- Apple TV+で毎週MLB中継 大谷翔平の試合配信も予定される『フライデーナイトベースボール』とは?