どんなに優れた選手であっても終わりの時はやってくる。
フレディ・フリーマンは今週初め、地元紙『オレンジ・カウンティ・レジスター』のインタビューに答え、ビル・プランケット氏にそのことを認めた。
「当然だが何も確定はしてはいない。契約はまだ(2025年以降)2年残っている」とフリーマンは今後の希望について語った。
「その後、さらに2年プレーしたいね。そうすると2029年9月に40歳になる。今年を含めその5年間で毎年150安打を平均して打てれば、目標に到達できる。当然ながら……終わりの時は誰にも分からない。できるだけ遠ざけたいと思っているが、今年と今後の数年間で良い成績を残せれば、目標達成はより容易になるだろう」
そしてフリーマンはメジャーリーグでのキャリアを終える前に達成したい目標について言及した。
「子供の頃の自分にとっては500本塁打、3,000安打だった」とフリーマンはプランケット氏に語った。
「それが目標だった。…切りのいい数字は本当にクールだ」とフリーマンは続けた。
「今年を含めて、5年間で150本ずつ平均してヒットを打てれば、その数字に到達できる」
だがフリーマンは現実主義者でもあり、誰もにもやがて終わりの時が来ることを知っている。
「残された時間は片手で数えられるほどだ。そんなことを考えることもある。でも、当然ながらそればかりが自分の頭を占めているわけではない。自分にとっての最優先は勝利だ。健康でフィールドに立ち続けられれば、自分にはまだ目標を達成するチャンスは充分あると信じているよ」
フリーマンは今季ここまで打率.376、OPS 1.170という驚異的な成績をマークしており、今季のヒット数は42安打。目標としている3,000本安打まではあと691本となっている。
原文:Dodgers' Freddie Freeman drops surprising retirement timeline
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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