37歳のクレイトン・カーショウにとって、ドジャースでの18年目のシーズンがようやくスタートしようとしている。
数ヶ月に及ぶリハビリを経たカーショウは現地11日(日)MLB復帰に向けた3Aでの登板を無難に終え、ついに2025年のデビューが目前に迫ってきた。
カーショウは11日の対アルバカーキ戦で4イニングを投げ、アイソトープスの二塁手アーロン・シュンクに2ランホームランを喫したもの、2三振を奪うピッチングを見せた。
Clayton Kershaw's day is complete after 4 innings.
— Oklahoma City Comets (@OKC_comets) May 11, 2025
4.0 IP | 2 H | 2 R | 2 ER | 2 BB | 2 K
57 pitches/35 strikes pic.twitter.com/NpKXqcXtSm
「これが最後のリハビリになることを願っている。もう充分だ」とカーショウはスプリングトレーニング中に語っていた。
「しかし同時に、そんなことで辞めたくない。…引退は自分の意思で決めたいと思っているし、今がその時ではないと感じている」
カーショウは、ドジャースが最も彼を必要としているタイミングで復帰することになる。チームはオフに高額を費やして補強したにもかかわらず、数多くの故障者に悩まされており、その状況は今も改善されていない。このタイミングで復帰するカーショウのロッカールームでの存在感がワールドシリーズ連覇にプラスとなることをチームは期待している。
カーショウは今週末、ドジャースがクロスタウン・ライバルであるエンゼルスとのシリーズが始まる現地17日(土)に60日間の故障者リストから復帰する事が可能だ。
復帰後の最初の数試合でカーショウがどれだけ投げられるのかは不明だが、これまで怪我の経緯を考慮すると慎重な対応が不可欠だろう。それでも、カーショウがメジャーリーグの舞台に戻ってくるのは喜ばしいことだ。
原文:Dodgers' Clayton Kershaw gets important injury update
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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