ロサンゼルス・ドジャースは今シーズンここまで40勝28敗、ナショナルリーグ西地区でサンフランシスコ・ジャイアンツに1/2ゲーム差で首位に立っている。そんな中、フレディ・フリーマンはチームのキープレーヤーとして活躍している。
昨シーズン終盤に負った足首の故障のため、フリーマンは現在も試合前に治療を続けていると報じられている。デイブ・ロバーツ監督はフリーマンがその故障に加え、大腿四頭筋の痛みを抱えながらプレイを続けていることを公表した。
スポーツニュースサイト『The Athletic』のファビアン・アルダヤ氏は、「フレディ・フリーマンは昨夜、大腿四頭筋を痛めた」とロバーツ監督が語ったとX(旧Twitter)に投稿した。
「それでも彼は今日も出場している。『なんとか対処している』とロバーツは語っている」
フリーマンは昨年、第1戦でのサヨナラ満塁ホームランを含め、5試合で 4本のホームランを放つなど、ワールドシリーズ史上に残る活躍を見せた。そして今シーズンもまたナ・リーグトップの打率.347に加え、9本塁打、OPSは.996と素晴らしいパフォーマンスを見せている。
ドジャースのビッグ3、大谷翔平、ムーキー・ベッツ、そしてフリーマンの3人は今季再びドジャースの打線を牽引する存在として輝いている。フリーマンの今後の活躍は今年、ドジャースが地区優勝、そしてワールドシリーズ連覇を果たせるかどうかを大きく左右するだろう。
ブレイク・スネル、タイラー・グラスノー、佐々木朗希といった先発ローテーションの核になる投手を含め、投手陣に多くの怪我人が出ているドジャースにとって打線にかかる重圧は少なくない。フリーマンの状態次第では、さらに苦しい戦いを強いられる可能性もある。今のところ欠場する必要はなさそうではあるものの、35歳のベテランの今後からは目が離せない。
原文:Dodgers announce surprise Freddie Freeman injury
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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