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復帰を目指すドジャースのブレイク・スネルが体調不良で投球練習を回避

石山修二 Shuji Ishiyama

Peter Chawaga

復帰を目指すドジャースのブレイク・スネルが体調不良で投球練習を回避 image

ロサンゼルス・ドジャースは、ワールドシリーズ連覇に向けて、メジャー史上でも屈指の強力なチームを編成した。少なくとも開幕前の机上ではそう見えた。

将来の殿堂入りが有力視される大谷翔平、フレディ・フリーマン、ムーキー・ベッツといったスター選手を軸にワールドシリーズを勝ち取ったチームは、新たなシーズンに向けて佐々木朗希、タナー・スコット、マイケル・コンフォートをはじめとする選手たちを補強した。

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しかし、高額を費やして2025年シーズンに向けて補強した選手たちの多くがいまだチームに貢献できていない状況となっている。

2度のサイ・ヤング賞に輝くブレイク・スネルは、先発で2度登板すると故障者リスト入りしてしまっている。現在マウンド復帰を目指しているスネルの状態について、デイブ・ロバーツ監督は「体調不良」と説明した。

「サウスポーのブレイク・スネルは『体調不良』のため、火曜日にはスタジアムに姿を見せなかった」と、地元紙『オレンジ・カウンティ・レジスター』のビル・プランケット記者は報じた。

「スネルは肩の怪我で故障者リスト入りしており、4月2日以来投球していないが、今回の遠征中に投球練習のプログラムを開始する予定だった」

体調不良によりプログラムを始められなくなったことから、ドジャースはさらに長期間にわたってスネル抜きで戦わざるを得ない可能性が出てきた。

スネル以外にもチーム内では、トミー・エドマンの足首の故障の回復が遅れているほか、外野手のテオスカー・ヘルナンデスはハムストリングスの張りで数週間の離脱が予想されている。

シーズン序盤にしてこれだけの苦境に見舞われながらナ・リーグ西地区の首位に立つドジャースだが、この先どれだけの故障者が出るかは予測できない。メジャー史上屈指のロスターはどこまで耐え切ることができるだろうか。

原文:Dodgers announce unfortunate Blake Snell setback
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。

Peter Chawaga

Peter Chawaga is a veteran journalist covering Major League Baseball for The Sporting News. His MLB reporting has included feature interviews with commissioner Rob Manfred and Hall of Fame slugger David Ortiz, salary analysis, player rankings and more. He has covered baseball for Forbes, Yardbarker, Pitcher List, Athlon and other outlets.

With over ten years of newsroom experience, he has previously covered finance, technology, arts, and culture for newspapers, magazines, and websites nationwide. He graduated from Wake Forest University with a degree in English and journalism.