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ドジャー・スタジアムに別れを告げた? ワールドシリーズ第5戦後に最後までダグアウトに残っていた選手とは

石山修二 Shuji Ishiyama

Hunter Cookston

ドジャー・スタジアムに別れを告げた? ワールドシリーズ第5戦後に最後までダグアウトに残っていた選手とは image

ロサンゼルス・ドジャースは現地29日(水)、トロント・ブルージェイズに敗れ、今年のワールドシリーズでのホームゲームシリーズを終えた。もはや失敗は許されない。ホームでの3戦を1勝2敗で終えたドジャースはもう1敗すれば、今シーズンが終わりとなる。第4戦での敗北は、ブルージェイズが第3戦で延長18回の末に苦渋を舐めた翌日だっただけにドジャースに重くのしかかった。

「スターティングピッチャーとしては最低限6回、今日はもちろん7回まで投げ切れれば一番良かったですけど。そこができなかったのが悔やまれるところかなと思います」と大谷は試合後にメディアに語った。

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そして水曜日の第5戦の敗戦後、人々の視線はクレイトン・カーショウに集まった。この試合がドジャー・スタジアムでの彼の現役最後の試合となったからだ。

カメラはまた、ミゲル・ロハスが最後までダグアウトに残っていた様子も捉えた。この試合がロハスにとって最後の試合となる可能性を示唆する瞬間だった。

『ドジャースの第5戦敗戦後、ミゲル・ロハスは数分間ダグアウトに残っていた。彼はダグアウトを後にした最後のドジャースの選手だった』と、『Dogers Nation』のダグ・マッケイン氏は報じている。

ロハスの今後を占う上で興味深い瞬間だった。彼は既に2026年シーズン終了後に引退する意向を明らかにしている。

「もう36歳だ。波乱万丈のキャリアだった。ここでの4年間、持てる力を全て注いできた。できればここでキャリアを終えたい。来シーズン後に引退するつもりだから」とロハスはディビジョンシリーズ勝利後にマッケイン氏に語っていた。

今回のロハスの行動には三つの理由が考えられる。一つにはブルージェイズ戦の敗戦が余程引きずっていたのかもしれない。もしくはロハスはこれがドジャー・スタジアムでの最後の試合であり、チームが再契約しないことを分かっているのかもしれない。あるいは、予定より一年早く現役引退することを決断したのかもしれない。

いずれにせよ、ロハスはドジャースに全てを捧げ、ドジャー・スタジアムのフィールド内外にその名を刻んだ選手だ。

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原文:Dodgers' $6M veteran on verge of retirement may have said final goodbye to Dodger Stadium
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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