ロサンゼルス・ドジャースは高額契約で獲得する意図はないかもしれないが、それでも今オフにはフリーエージェント争奪戦に参戦する計画だと報じられている。
ボブ・ナイチンゲール氏が米全国紙『USA Today』でこの週末に報じている。
「ロサンゼルス・ドジャースは今冬、シカゴ・カブスの外野手カイル・タッカーの獲得競争に参戦する計画だ」とナイチンゲール氏は報じた。
「彼らが最高額を提示する可能性は低いかもしれないが、フアン・ソトの時と同様、他のチームを牽制する役割を果たすだろう」
まさにドジャースらしい動きと言えるだろう。
ドジャースには莫大な資金力があるため、オークションで価格を吊り上げるだけ吊り上げた後、最終段階で撤退する戦略を取ることができる。
もちろん、タッカーを獲得しても構わないだろう。タッカーがメジャーリーグで最も優れた打者の一人だ。高額なスター選手揃いのドジャースのラインナップにふさわしい補強となるに違いない。
カブスにとっては聞きたくもない話だ。カブスは間違いなくタッカーをチームに残したいと考えており、ドジャースが加わってくれば財政面での負担はさらに増大する。
シーズンはこの先まだ長く、夏にはトレードデッドラインも控えている。多くの不確定要素はあるが、ドジャースが充分な資金を用意してくることだけは確実だ。
原文:Dodgers plan to pursue $500 million free agent for wild Juan Soto reason
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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