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オリオールズで安定した投球を見せる菅野智之に米メディアでトレードの噂

石山修二 Shuji Ishiyama

Nick Radosevich

オリオールズで安定した投球を見せる菅野智之に米メディアでトレードの噂 image

Jiji Press

ボルティモア・オリオールズは昨シーズン、アメリカンリーグ東地区で2位(91勝71敗)の成績を残し、ポストシーズン進出を果たしたものの、今シーズンは地区最下位(19勝34敗)と苦戦を強いられている。

このままいけば、現地7月31日(木)のトレードデッドラインに向けて複数の選手の放出を検討する可能性があり、その一人として菅野智之の名前も米メディアの間で浮上してきた。

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今季からメジャーリーグでプレーする菅野は35歳、ここまで10試合に先発し、4勝3敗で防御率3.07、WHIP1.02と安定した活躍を見せ、評価を高めている。菅野の契約は今年1年の契約となっている。

『BALLCAP Sports』のジム・ライリー氏は、シカゴ・カブス、ボストン・レッドソックス、サンフランシスコ・ジャイアンツが菅野獲得に興味を示す可能性があると報じている。

カブスはジャスティン・スティールが4月の段階で手術を受けて今季終了、今永昇太の復帰も6月中旬から下旬と見込まれるなど、先発投手陣が苦しくなっており、防御率20位のユニットは強化が必要となっている。

レッドソックスはギャレット・クロシェが好成績を残しているものの、先発投手陣の防御率はMLBワースト8番目と安定性を欠いている。菅野を加えることでポストシーズン進出の可能性は高まるだろう。

最後にライリー氏が最有力として予測するジャイアンツだ。ナショナルリーグ西地区でロサンゼルス・ドジャースに1ゲーム差で追うチームはロビー・レイが復活を遂げ、ローガン・ウェブも好調ではあるが、先発投手陣の防御率は13位にとどまっている。2021年以来のプレイオフ進出を目指すチームにとって、菅野の獲得は魅力的な補強となるはずだ。

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原文:Cubs, Red Sox possible teams who could pursue Tomoyuki Sugano at trade deadline
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。

Nick Radosevich