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ブレーブスは、元パドレスのロベルト・スアレスと3年4500万ドルの契約で合意に至った。

石山修二 Shuji Ishiyama

Kristie Ackert

ブレーブスが元パドレスのロベルト・スアレスと3年4500万ドルで契約合意 image

Mandatory Credit: Gary A. Vasquez-Imagn Images

The Atlanta Braves landed closer Robert Suarez on a multi-year deal, according to ESPN.

TL;DR

  • アトランタ・ブレーブスはロベルト・スアレスと3年4500万ドルで契約合意しました。
  • スアレスはパドレスからFAとなり、ブレーブスの新たなクローザー候補となります。
  • ブレーブスはイグレシアスとの再契約、ヤストレムスキの獲得にも成功しています。
  • これらの補強は、ポストシーズンで戦える強力なロスター構築を目指すものです。

2025年の停滞期を経て、アトランタ・ブレーブスは2026年シーズンに向けて精力的な再建に着手している。度重なる大胆な選手獲得により、球団はナショナルリーグにおける優位性を再確立するという明確な意図を示しており、現地11日(木)に行われた補強は、その決意を一層際立たせるものとなった。

米ケーブル局『ESPN』のジェフ・パッサン氏 によれば、ブレーブスは元パドレスのクローザー、ロベルト・スアレスと3年総額4500万ドル(1ドル155円換算で約69億7500万円)で契約合意に達した。

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34歳のスアレスは、このオフシーズンに サンディエゴとの契約残り2年からオプトアウトして フリーエージェントとなり、アトランタの新たなクローザー候補として浮上した。過去2シーズンで防御率2.53、123奪三振を記録、その速球と粘り強さを駆使してパドレスのブルペンを支えてきたクローザーは、今オフのFA市場で最も注目されるターゲットの一人だった。

しかしアトランタにとって、スアレスはより大きな補強計画の一部に過ぎない。

ブレーブスは既に 右腕のライセル・イグレシアスと再契約し、クローザーを確保済みだ。加えて ベテラン外野手のマイク・ヤストレムスキを加え、左打者と出塁率の安定性を求めていた打線を補強した。既にクローザーが控えるブルペンに、さらに空振り率の高いスアレスを加えることで、ブレーブスはリーグでもトップクラスの強力な救援陣を構築した。

ナショナルリーグ東地区の勢力図は冬の間ずっと変動してきたが、この一連のブレーブスの動きは彼らの優先事項を明確にしている。選手層を増し、投手の投球回数を短くし、ポストシーズンで互角に戦えるロスターを構築することだ。スアレスの獲得はさらなるパワー、さらなる組織力、そして10月に向けたさらなる自信をもたらす。秋深くまで戦い抜くことを計画しているチームだけが実行する動きと言っていいだろう。

原文:Braves land two-time All-Star as Atlanta stacks late-game firepower
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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