TL;DR
- トロント・ブルージェイズは、タイラー・ロジャースと3年総額3700万ドルの契約で合意しました。
- ロジャースは変則的なサブマリン投法を持つ右のリリーフ投手です。
- 昨季、ロジャースはメッツとジャイアンツで81試合に登板し、防御率1.98という素晴らしい成績を残しました。
- この補強は、ブルージェイズのブルペン強化に大きく貢献します。
トロント・ブルージェイズは、このオフシーズンに活発な補強を行っています。カイル・タッカー、コディ・ベリンジャー、アレックス・ブレグマン、ボー・ビシェットといった多くの強打者の獲得が噂されているだけでなく、投手陣の強化もすでに開始しています。
Dylan Cease was signed to a seven-year, $210 million contract (approximately 32.55 billion yen at an exchange rate of 155 yen to the dollar, hereafter the same), and Cody Ponce also agreed to a three-year, $30 million deal (approximately 4.65 billion yen). While reinforcements have so far focused on pitchers, these new acquisitions have further strengthened that area.
米ケーブル局『ESPN』のジェフ・パッサン氏 によれば、ブルージェイズはニューヨーク・メッツ、サンフランシスコ・ジャイアンツでプレイしたリリーフ投手タイラー・ロジャースと契約する。
変則的なサブマリン投法の右腕がトロントの投手陣に加わることになった。ワールドシリーズ再進出を目指すブルージェイズ・ファンを前に、ロジャースは来季ロジャース・センターでプレーする。
ブルージェイズはロジャースと3700万ドルでサイン
「右のリリーフ投手タイラー・ロジャースとトロント・ブルージェイズが、3年総額3700万ドル(約57億3500万円)の契約で合意したと関係者筋がESPNに語った。契約には4年目のベスティングオプションが付帯しているという」とパッサン氏は報じた。
これはブルージェイズにとって大きな補強だ。シースとポンセの加入が先発陣を強化したものの、ブルペンの補強もまた今オフの急務だった。
ロジャースにはこのオフ、メッツが獲得の意思を示していた。ロサンゼルス・ドジャースがエドウィン・ディアスをメッツから奪ったように、ブルージェイズもまたロジャースをニューヨークから奪った形となった。
現在34歳のロジャースは2026年シーズン開幕時には35歳となる。メジャー8年目を迎えるが、昨季はメッツとジャイアンツで過ごした前シーズンは素晴らしい成績を残した。
ロジャースは2チームでメジャーリーグ最多となる81試合に登板し、77.1イニングで防御率1.98という驚異的な成績を残した。奪三振数は48個、被本塁打は4本、与四球はわずか7だった。
他のリリーフ投手のように三振を積み上げるタイプではないが、彼の独特なサブマリン投法は打者にとって強打が難しい相手だ。
ルイ・バーランドとジェフ・ホフマンを補完し、ゲーム終盤を任せられる投手を必要としていたブルージェイズはロジャースという質の高いリリーフ投手を獲得した。
原文:Blue Jays sign ex-Mets, Giants reliever with funky delivery to $37 million contract
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
MLB関連記事:
- 契約・トレードを巡るニュース、噂などMLBウィンターミーティングの最新情報一覧(随時更新)
- ドジャースがローテーションの核となるオールスター投手のトレードに前向きと米報道
- ブレーブスが元パドレスのロベルト・スアレスと3年4500万ドルで契約合意
- 日本人選手にもチャンスになるか?! メッツはアロンソが抜けた一塁の穴に元MVP獲得を検討中と米報道
- 「ぶちのめしてやりたい」「最悪のクローザーだ」 メッツ・ディアスのドジャース移籍に地元局アナリストがブチギレ!?
- 【随時更新】MLB選手会発表のFA選手移籍先一覧|2025年オフ
- 【2025年オフ】ロサンゼルス・ドジャースの移籍情報・噂一覧|主なトレード・契約まとめ
- 村上宗隆&岡本和真はどうなる?日本人選手ニュース&動向まとめ(随時更新)
✍️この記事はいかがでしたか? 読後のご意見・ご感想をぜひお聞かせください

