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ブルージェイズの救援投手陣がWS第6戦で欠場中のドジャース投手へ思いを伝えたアクションとは

石山修二 Shuji Ishiyama

Hunter Cookston

ブルージェイズの救援投手陣がWS第6戦で欠場中のドジャース投手へ思いを伝えたアクションとは image

ロサンゼルス・ドジャースはワールドシリーズ開幕直前に残念な知らせを受けた。最も頼りになる救援投手の一人、アレックス・ベシアが個人的な事情でチームを離れた ことだ。

「アレックス・ベシアが妻ケイラさんと共に深刻な個人的な家庭問題に対処するため、チームを離脱していることを心を痛めつつも伝える。ドジャースの組織全体がベシア家に思いを寄せている。後日改めて状況を報告する」とロサンゼルス・ドジャースの公式アカウントは投稿した。

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ワールドシリーズのロスターが発表されたとき、その中にベシアの名前はなかった。ドジャースはワールドシリーズでべシアがプレーすることを断念したのだった。

「我々はプレッシャーとなる可能性をできるだけ排除したかった」と、ドジャースの編成本部長アンドリュー・フリードマン氏は先週述べた。

「これは野球よりもはるかに重要な問題だ。我々としては100%サポートをするためにできることはどんな些細なことでもしただけだ」

ベシアの身に起きていることは野球よりもはるかに重要だ。それを理解するトロント・ブルージェイズの複数の救援投手たちは現地31日(金)のワールドシリーズ第6戦、自分たちのキャップにベシアの背番号『51』を帽子に記して彼への思いを伝えた。

「ブルージェイズの救援投手全員が第6戦で帽子に『51』と記した。これはドジャースの救援投手アレックス・ベシアへの敬意の表れだ。ベシアは個人的な事情でチームを離れている」と米『Jomboy Media』は報じた。

スポーツ界最大の舞台でベシアに敬意を表したことには心温まる思いだ。個人的な事情は常に試合より優先される。

ブルージェイズは何もする必要はなかったが、あえてアクションを起こした。MLB選手たちがどれほど家族のような絆で結ばれているかを思い起こさせる。

たとえブルージェイズがワールドシリーズを制覇しなかったとしても、、彼らの品格は勝利に値するものと言えるだろう。

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原文:Blue Jays pay tribute to Dodgers' Alex Vesia amid World Series absence for personal matters
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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