トロント・ブルージェイズは想定より1人少ない投手層で本格的なオフシーズンを迎えることとなった。
現地25日(火)、チームはイーストン・ルーカスとの契約を解除した。
カナダのスポーツニュースを報じる『Sports Ner』ベン・ニコルソン=スミス氏 によれば、ルーカスは「海外」で契約するプランだと言う。おそらく韓国か日本でのプレイを示唆していると思われる。
現在29歳のルーカスは今季、ブルージェイズで6試合に登板し、うち5試合に先発、3勝3敗の成績だった。
2025年のシーズン開幕後、最初の先発2試合では10.1イニングを無失点に抑えていたが、その後は調子を落とし、24.1イニングで18失点し、防御率は6.66となっている。
メジャーでの通算成績は42.2イニング、防御率8.02で、奪三振率は平均以下だ。
ただマイナーリーグではAAAで通算防御率3.60と結果を残しており、海外でプレイしたとしても一定の成功を収められる可能性はある。
近年では日本プロ野球(NPB)や韓国プロ野球(KBO)へ渡り、数年後に成長した投手として帰国する例が複数ある。ルーカスもその道を志すことができるだろう。
ルーカスの退団により、ブルージェイズの40人ロスターは現在37人となった。
原文:Blue Jays' left-handed pitcher released from contract to sign overseas
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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