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ブルージェイズのボー・ビシェットがアーロン・ジャッジ級の数字を残して復活をアピール

Billy Heyen

石山修二 Shuji Ishiyama

ブルージェイズのボー・ビシェットがアーロン・ジャッジ級の数字を残して復活をアピール image

ボー・ビシェットは悪夢のような2024年シーズンを過去のものとしつつある。

トロント・ブルージェイズのスラッガーにとって、昨年の不振は異常事態だったようだ。

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ビシェットの今季の成績をリーグ全体と比較すれば明らかだ。ビシェットの打率はここまで3割を超え、さらに90打点以上を記録している。今季ここまでの数字を残しているのは、ビシェットのほかにはニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジしかいない。

今シーズン終了後にフリーエージェントとなるビシェットにとっては最高のタイミングと言えるだろう。

(今季打率3割、90打点以上を記録している選手:
アーロン・ジャッジ
ボー・ビシェット👀
ビシェットがフリーエージェンシーを前にモンスター級の数字を記録)

ビシェットは2024年シーズンを惨憺たる成績で終えた。故障に悩まされたとはいえ、チームの柱と目されていた選手が打率.225に終わったことは大きな懸念材料となった。

だが、これが本当のビシェットの姿ではなかったようだ。

ビシェットはデビューシーズンとなった2019年に46試合の出場ながら打率.311、続く2020年の短縮シーズンでも.301を記録した。

そして2021年には打率.298で191安打を放ち、アメリカン・リーグの最多安打を記録した。2022年も打率.290で189安打を放ち、再びア・リーグ最多安打を記録した。

2023年は135試合の出場で打率.306、175安打にとどまった。もし故障による離脱がなければ3年連続で最多安打を記録していたことだろう。

2024年のスランプはあったが、彼は特別な選手であることは2025年またしてもア・リーグ最多安打をマーク中という数字が証明している。

シーズンが終わったら、ビシェットには大型契約が待っているはずだ。

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原文:Blue Jays' Bo Bichette is doing something only Yankees' Aaron Judge has done this season
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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Billy Heyen

Billy Heyen is a freelance writer with The Sporting News. He is a 2019 graduate of Syracuse University who has written about many sports and fantasy sports for The Sporting News. Sports reporting work has also appeared in a number of newspapers, including the Sandusky Register and Rochester Democrat & Chronicle

石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。