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アスレティックスのシェイ・ランゲリアーズが記録づくめとなる1試合3ホーマーをマーク

Billy Heyen

石山修二 Shuji Ishiyama

アスレティックスのシェイ・ランゲリアーズが記録づくめとなる1試合3ホーマーをマーク image

アスレティックスのシェイ・ランゲリアーズは現地5日(火)の夜、メジャーリーグ(MLB)のキャッチャーとして歴史に残るゲームを送った。

ランゲリアーズはこの日、キャリア初となる先頭打者として出場すると、ホームラン3本に加え、ツーベース、シングルヒットと計5安打を記録した。

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MLBネットワークのサラ・ラングス氏によると、3本のホームランは先頭打者として初めて出場した試合でのホームランとしては史上最多記録になった。

また、キャッチャーとして1試合で計15塁打を記録したのはランゲリアーズで史上3人目、1950年以来の初の快挙だった。

(シェイ・ランゲリアーズの15塁打は、1900年以降のキャッチャーによる1試合最多記録に並んだ。ウェス・ウエストラム/1950年6月24日、ウォーカー・クーパー/1949年7月6日)

このほかにも、キャリアで複数回の1試合3ホーマーを達成した史上4人目のキャッチャー(ジョニー・ベンチ、ゲイリー・カーター、トラビス・ダーノー)、1番打者として1試合3ホーマーを記録した史上2人目のキャッチャー(トラビス・ダーノー、2019年)になるなど、この日の試合はランゲリアーズにとって記録づくめの一夜となった。

ランゲリアーズが早々に3本のホームランを打ったため、アナウンサーたちは1シーズンで同じチームの選手2人が1試合4本塁打を記録したことがあったか、話題にし始めていた。これは史上初となる快挙だったが、ランゲリアーズのバットからこの日4本目のホームランは飛び出すことなく、6月に1試合4ホーマーを達成したニック・カーツに追いつくことはできなかった。

関連記事:アスレティックスのニック・カーツがMLB史上最年少の1試合4ホーマーを達成

ランゲリアーズはツーベースでこの夜を締めくくったが、それはレフト線の鋭いあたりでホームランを予感させる打球ではなかった。

結局、歴史的快挙には手が届かなかったが気にはしていないだろう。1試合5安打、そのうち3本がホームランというだけで文句のつけようがない見事なパフォーマンスだった。

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原文:Athletics' Shea Langaliers sets 2 MLB records with epic slugging performance
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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Billy Heyen

Billy Heyen is a freelance writer with The Sporting News. He is a 2019 graduate of Syracuse University who has written about many sports and fantasy sports for The Sporting News. Sports reporting work has also appeared in a number of newspapers, including the Sandusky Register and Rochester Democrat & Chronicle

石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。