ヒューストン・アストロズはこのオフここまで、これといった動きの多くないチームの一つだった。トップクラスの投手獲得を噂されてはいたが、優勝候補のチームのように積極的に資金を投じてはこなかった。
だがピッツバーグ・パイレーツからマイク・バローズをトレードで獲得したのち、沈黙していたアストロズがついに動き出した。次の動きははるかに大きなものになった。
『NYポスト』紙のジョン・ヘイマン氏 によれば、アストロズは大型フリーエージェントの獲得に成功し、日本プロ野球(NPB)を代表する投手・今井達也をヒューストンに迎え入れた。
「速報:今井達也がアストロズへ」とヘイマン氏は現地1月1日に報じた。
フリーエージェントとなったフランバー・バルデスの穴を埋めるため、アストロズは新たな先発投手を必要としていた。そして彼らは日本球界を代表するフリーエージェントの投手、今井達也を獲得した。
『The Athletic』のチャンドラー・ローマ氏 によれば、契約内容は3年総額最大6300万ドル(1ドル156円換算で約98億2800万円、以下同)で、各シーズン終了後にオプトアウト権が付帯する。今井はヒューストンから年平均2100万ドル(約32億7600万円)を受け取る。
Astros, RHP Tatsuya Imai reportedly agree to deal, per multiple reports including @MLBNetwork insider @JonHeyman. Pic.twitter.com/kKU2iOI1SD
— MLB (@MLB) January 1, 2026
市場が低迷する中、今井は堅実な契約を獲得した。今回の契約額は日本からメジャーリーグ(MLB)に移籍した日本人投手としては、年平均額で史上2番目の高額となった。
これまでMLBで今井の年平均契約額を上回ったのは日本人投手は山本由伸(ドジャース)だけだ。ヒューストン・アストロズにとって大きな投資であり、デイナ・ブラウンGMとチームが2026年以降に向けた強力な先発ローテーション構築に本腰を入れている証だ。
日本の27歳右腕・今井は2025年、24試合に先発して防御率1.92、178奪三振と45四球を記録した。WHIP 0.892は昨季のNPBでもトップクラスだった。
多額の投資を行いつつ、かつオプトアウト条項を毎シーズンごとに与える契約で、ヒューストンはこの日本人先発投手に賭ける決断を下した。
原文:Astros to sign Tatsuya Imai in major free agent splash
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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