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エンゼルスのテイラー・ウォードの怪我を受けてチームメイトのジョー・アデルがMLBに球場の改善を要求

石山修二 Shuji Ishiyama

Hunter Cookston

エンゼルスのテイラー・ウォードの怪我を受けてチームメイトのジョー・アデルがMLBに球場の改善を要求 image

エンゼルスは現地31日(日)のゲームでアストロズを3-0で下し、この4連戦の2勝目を挙げた。しかしこの試合でファンの印象に残ったのは、テイラー・ウォードが外野の金属製フェンスに激突し、カートで運び出された場面だった。

「エンゼルスの左翼手テイラー・ウォードは、ラモン・ウリアスの打球を追いかける際に左翼スコアボードに激しく衝突した。顔から突っ込んだように見えた。ウォードは直ちにトレーナーを呼び、外野で手当てを受けている。 トレーナーが頭にタオルを当て、担架が搬送準備を整えている」と『ヒューストン・クロニクル』のマット・カワハラ氏が伝えた。

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恐ろしい衝突で、ウォードは直ちにブルペンへ運ばれた。チームメイトは顔から噴き出す血を拭うタオルを渡した。

(恐ろしいシーンがヒューストンで起こった。テイラー・ウォードが大丈夫であることを願う。ちょうど昨晩の試合後、彼とアデルはあの町外れの金属製のスコアボードにぶつかる危険性について話をしたところだった。)

「ウォードはラモン・ウリアスの二塁打を追って疾走中、壁に激突して地面に叩きつけられた。すぐに立ち上がったが、直ちに助けを求めた。ブルペンから誰かがタオルを持って現れ、彼はそれを顔に押し当てた」と 米ケーブル局『ESPN』は報じた。

その前日、ウォードとチームメイトのジョー・アデルは左翼フェンスの危険性について話し合っていたと言う。そして日曜日の試合後、アデルはウォードの負傷に関する質問に答えながら、MLBに改善を求めた。

「彼はやるべきことをやっている。積極的にプレーをしているだけだ。重要なのは、前にも言ったが、町外れの金属製スコアボードなんて野球場にあるべきものじゃないと言うことだ。ここはメジャーリーグ(MLB)だ。馬鹿げてる。選手が後ろへ下がってプレイする時、金属フェンスを気にしなきゃいけないなんて正気の沙汰じゃない。これが自分の率直な意見だ。彼はプレーするために全力を尽くしたのに、制御不能な物体に打ちのめされたんだ」と アデルは語った。

この不幸な事故は、選手の安全が最優先されるべきことを浮き彫りにした。MLBがアストロズの球場を改善すべき明確な合図となるべきだ。ウォードはさらなる検査を受けているための負傷の深刻さは依然として不明である。結果がどうであれ、リーグはこの危険に対処しなければならない。

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原文:Angels' Jo Adell calls out MLB in rant over Astros' metal wall after Taylor Ward's scary collision
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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