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『サブウェイ・シリーズ』を前にアーロン・ジャッジがファン・ソトの移籍を振り返る

石山修二 Shuji Ishiyama

Peter Chawaga

『サブウェイ・シリーズ』を前にアーロン・ジャッジがファン・ソトの移籍を振り返る image

ニューヨーク・ヤンキースは前回のニューヨーク・メッツとの対戦以降、多くの変化を経験してきた。

2024年7月に行われた『サブウェイ・シリーズ』以来、ヤンキースはワールドシリーズに出場したが、ポール・ゴールドシュミットやマックス・フリードといった選手たちを獲得する一方、複数の選手を失ってきた。

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その中でも特筆すべきなのが、フアン・ソトを失ったことだろう。偶然にもその移籍先はメッツだった。

この移籍は、現地16日(金)からスタートするヤンキースとメッツの対戦『サブウェイ・シリーズ』に向けたメディアの関心の的となっている。ヤンキースのフランチャイズ・スラッガー、アーロン・ジャッジは、この注目のシリーズを前にソトの選択について振り返った。

地元紙『ニューヨーク・ポスト』のグレッグ・ジョイス氏とのインタビューに応じたジャッジは、ソトの残留に向けて努力したが、最終的には元チームメイトの選択を尊重したと語った。

「自分の役割を果たそうとしたが、基本的には彼に決断を託した」とジャッジは語っている。

「なぜなら、自分の言葉が彼と彼の家族にとって最善だと考える決断を変えることはないからだ」

今シーズン、ジャッジはソトの移籍にうまく対応し、キャリア最高のスタートを切っている。ジャッジは現在、総安打数、本塁打、打点でメジャーリーグのトップを走り、驚異的な.打率412/出塁率.497/長打率.782を記録している。

一方、ソトは新たなチームでの出だしにつまづき、ここまで打率.255/出塁率.380/長打率.465にとどまっている。

どちらの選手にとっても、喜ばしいのは『サブウェイ・シリーズ』で勝利を収める事だろう。昨年メッツのスイープを許したヤンキースとすれば、ソトの移籍がクロスタウン・ライバルへの敗北につながらないことを願うばかりだ。

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原文:Aaron Judge sends message on Juan Soto’s Mets decision ahead of Subway Series
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。

Peter Chawaga

Peter Chawaga is a veteran journalist covering Major League Baseball for The Sporting News. His MLB reporting has included feature interviews with commissioner Rob Manfred and Hall of Fame slugger David Ortiz, salary analysis, player rankings and more. He has covered baseball for Forbes, Yardbarker, Pitcher List, Athlon and other outlets.

With over ten years of newsroom experience, he has previously covered finance, technology, arts, and culture for newspapers, magazines, and websites nationwide. He graduated from Wake Forest University with a degree in English and journalism.