本サイトに掲載されているリンクから商品の購入やサービスの契約をされた場合、本サイトが収益を得ることがあります。

故障のため現地土曜の試合を欠場したアーロン・ジャッジの現在の状態は?

石山修二 Shuji Ishiyama

Daniel Mader

故障のため現地土曜の試合を欠場したアーロン・ジャッジの現在の状態は? image

アーロン・ジャッジは歴史的なシーズンを送っている。しかし、その圧倒的な勢いは一時的にストップすることになった。

打率(.342)、出塁率(.449)、長打率(.711)、OPS(1.160)でMLBトップを走るヤンキースの主砲、ジャッジは、現地26日(土)のフィリーズ戦を欠場した。これは「肘の問題」のためだ。

▶MLBグッズをAmazonでチェック!

ジャッジにとって今季2試合目の欠場となり、チームはスター選手の問題の深刻度を判断するため、さらなる情報を待っている状況だ。

アーロン・ジャッジの故障の状態は?


最新情報:土曜日の試合後、アーロン・ブーン監督はジャッジの UCL(尺側側副靭帯 、Ulnar Collateral Ligament)に損傷はないが、屈筋の損傷があり、故障者リストに入ることを明らかにした。ジャッジが復帰した場合、指名打者として出場することになり、ジャンカルロ・スタントンはベンチに下がるか外野手として出場することになると付け加えた。


ヤンキースのアーロン・ブーン監督は土曜日、ジャッジが右肘の「問題」のため、フィラデルフィアとの午後の試合のラインナップから外れたと発表した。

ブーン監督は、ジャッジは金曜日の夜の試合で右肘に違和感を感じていて、「外野からの投球に難を抱えていた」と語った。土曜日に行った画像診断の結果を待っていたが、ブーン監督は「対処できる問題であり、乗り越えられることを願っている」と述べた。

(アーロン・ブーン監督が、アーロン・ジャッジの状態について最新情報を伝えた)

ジャッジが肘の異和感を訴えたのは金曜日が今週2度目だった。最初は火曜日のブルージェイズ戦で、ジャッジは翌水曜日は指名打者として先発し、金曜日に右翼手として復帰した。ブーン監督は、バッティングは投球に比べると怪我を悪化させるようには見えなかったと付け加えた。

ジャッジの怪我がUCLと関連しているのではないかという質問に対して、ブーン監督は「分からない」と答えている。

『The Athletic』のブレンダン・クティ氏は土曜日、ジャッジが同日中にチームドクターのクリストファー・アハマド医師と会い、同日朝に受けた検査結果を確認する予定だと報じた。

土曜日時点で、ヤンキースは首位ブルージェイズに5.5ゲーム差でア・リーグ東地区2位につけている。

アーロン・ジャッジの故障の理由は?

ブーン監督は、ジャッジは火曜日のトロント戦で外野からの投球した時に肘の痛みを感じたと語った。

そのプレーは7回、ライトフライをキャッチし、二塁へ送球した場面だったようだ。ジャッジは送球後に顔をしかめていた。

(火曜日にトロントで行われた試合で、アーロン・ジャッジが内野への送球後に顔をしかめた場面。アーロン・ブーン監督は、ジャッジは休養日に良くなったと述べていたが、昨夜には「(痛みに)悩まされていて、外野からの送球に難を抱えていた」と語った。)

アーロン・ジャッジのスタッツ

ジャッジはここまで2025年のアメリカンリーグMVP賞の最有力候補となる成績を残しており、もし受賞すれば3度目の栄冠となる。

試合数得点安打二塁打三塁打本塁打打点四球三振盗塁打率出塁率長打率OPS
103901292423785731206.342.449.7111.160

▶土曜の朝はApple TV+でMLB中継! まずは7日間無料トライアル

原文:Aaron Judge injury update: Latest news on Yankees star's 'elbow issue' after imaging reveals no UCL damage
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


MLB関連記事

石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。

Daniel Mader

Daniel Mader is a Content Producer for The Sporting News. He joined SN in 2024 as an editorial intern following graduation from Penn State University. He has previously written for Sports Illustrated, NBC Sports, the Centre Daily Times, the Pittsburgh Post-Gazette, The Daily Collegian and LancasterOnline. Daniel grew up in Lancaster, Penn., with a love for baseball that’ll never fade, but could also talk basketball or football for days.