11月16日(日)にエリザベス女王杯(G1)が京都芝2200mを舞台に行われる。今年は有馬記念覇者のレガレイラや秋華賞2着のエリカエクスプレスなどが出走する。
本記事では京都開催過去7年分のデータからレースを分析。本命馬とともに、買い目を展開していく。
◆エリザベス女王杯 レースの特徴
エリザベス女王杯は京都外回りコースである、芝2200mを使用。内回りの直線入り口付近からスタートし、コースを一周少々するレイアウト。
スタートから最初のコーナーまでは長く、ペースが落ち着きやすい。京都外回りコースらしく、3コーナーからの下り坂で一気にペースアップし、ロングスパート勝負となる。
道中のペースが緩むことからも、後方一気の差し切りは難しい。道中の 「ポジション」 と 「スピードの持続力」 が求められるレースだ。
◆エリザベス女王杯 枠順 別成績
1枠【2-0-2-8/12】勝率16.7% 連対率16.7% 複勝率33.3%
2枠【1-2-1-10/14】勝率7.1% 連対率21.4% 複勝率28.6%
3枠【1-1-0-12/14】勝率7.1% 連対率14.3% 複勝率14.3%
4枠【0-0-2-12/14】勝率0.0% 連対率0.0% 複勝率14.3%
5枠【0-2-1-11/14】勝率0.0% 連対率14.3% 複勝率21.4%
6枠【3-0-1-10/14】勝率21.4% 連対率21.4% 複勝率28.6%
7枠【0-0-0-17/17】勝率0.0% 連対率0.0% 複勝率0.0%
8枠【0-2-0-17/19】勝率0.0% 連対率10.5% 複勝率10.5%
※京都開催 過去7年
道中で距離のロスを抑えられる内枠は有利。ブレイディヴェーグが勝利した2023年には、1枠と2枠の馬が上位を独占するなど、極端な内枠有利の傾向も見られた。
また、前のポジションが取りづらい7枠、8枠で馬券に絡んだのは昨年2着のラヴェルら2頭。外を回されてしまうため、この枠に入った馬には注意が必要だ。
◆エリザベス女王杯 脚質別成績
逃げ【0-2-0-5/7】勝率0.0% 連対率28.6% 複勝率28.6%
先行【2-2-2-17/23】勝率8.7% 連対率17.4% 複勝率26.1%
差し【5-3-5-41/54】勝率9.3% 連対率14.8% 複勝率24.1%
追込【0-0-0-34/34】勝率0.0% 連対率0.0% 複勝率0.0%
※京都開催 過去7年
脚質別で好成績を残すのは「先行」と「差し」。過去7年の勝利馬はいずれかの脚質から誕生しており、馬券の中心的存在。
一方で、追込は【0-0-0-34/34】と全て馬券外。前述のとおり、この舞台は道中のペースが落ち着きやすく、極端に後ろのポジションを取っている馬は好走が難しい。
◆エリザベス女王杯 上がり3F別成績
1位【3-0-1-6/10】勝率30.0% 連対率30.0% 複勝率40.0%
2位【0-0-0-6/6】勝率0.0% 連対率0.0% 複勝率0.0%
3位【1-2-1-6/10】勝率10.0% 連対率30.0% 複勝率40.0%
4.5位【2-2-1-12/17】勝率11.8% 連対率23.5% 複勝率29.4%
6位以下【1-3-4-67/75】勝率1.3% 連対率5.3% 複勝率10.7%
※京都開催 過去7年
上がり1位こそ【3-0-1-6/10】で、最多3勝をあげているものの、そこまで抜けた複勝率を残せていない。続く2位は【0-0-0-6/6】で全て馬券外と、このレースにおいては上がりの脚は必須の条件でない舞台だ。
また4位以下は過去7年で13頭が馬券内。レースにおいてはラスト3Fでの上がりの脚よりも、道中いかにある程度のポジションでレースを展開できるかが重要となってくる。
◆エリザベス女王杯 年齢別成績
3歳【2-0-3-12/17】勝率11.8% 連対率11.8% 複勝率29.4%
4歳【4-5-3-34/46】勝率8.7% 連対率19.6% 複勝率26.1%
5歳【1-1-1-39/42】勝率2.4% 連対率4.8% 複勝率7.1%
6歳【0-1-0-8/9】勝率0.0% 連対率11.1% 複勝率11.1%
7歳以上【0-0-0-4/4】勝率0.0% 連対率0.0% 複勝率0.0%
※京都開催 過去7年
中心は「3歳」と「4歳」。年齢を重ねた牝馬は好走しづらい舞台で、4歳以下が多く馬券に絡んでいる。
その中でも注意が必要なのは「3歳馬」。前走秋華賞で連対した馬に限ると【0-0-0-5/5】。過去この条件からは2017年ディアドラや2019年クロノジェネシスがそれぞれ秋華賞制覇から挑むも馬券外へ沈んでいる。
今年データに該当するエリカエクスプレスには危険なデータだ。
エリザベス女王杯2025予想
本命⑦レガレイラ
有馬記念などG1・2勝を挙げる実績馬。昨年このレースでは5着に敗れるも、直線で詰まるアクシデントと内容としては度外視できる一戦だった。
また、今年の復帰戦となった宝塚記念は骨折明けによる調整不足。しかも稍重馬場という条件が重なり11着に敗れたが、こちらも本来の力を出し切れなかったものと見るのが妥当だ。
3歳秋までは後方一気の競馬が中心だったが、戸崎騎手に乗り替わってからは道中である程度のポジションを取れるようになり、立ち回りの幅が広がった印象。このレースで求められる適性にも合う。
G1の舞台で牡馬相手に勝ち切ってきた能力は今回のメンバーでも一枚上。本命に支持する。
対抗①パラディレーヌ
前走秋華賞は厳しい大外枠からポジションが取れず、後方一気の競馬。上がり最速の脚で追い込むも3着に終わった。このレースの上位2頭はいずれも4コーナーで1.2番手と、前のポジションにいた馬が好走。大外枠だったことを考慮すると、負けて強しの競馬だった。
前述の通り前走秋華賞連対馬は【0-0-0-5/5】と全て馬券外だが、3着以下に限ると【1-0-2-3/6】。2017年5番人気で1着のモズカッチャンなど半数が馬券に絡んでいる。
今回与えられた枠は1枠1番の最内と、近走後方からレースを進めているこの馬にとっては試練となりそうだが、京都外回りコースはこれまで3戦2勝。このコースを得意としており、5戦ぶりにコンビを組む岩田望来騎手はその3戦で手綱を握った。コース適性と騎手の相性を考慮すれば、十分レガレイラに対抗できる1頭だ。
単穴③シンリョクカ
エリザベス女王杯には今年で3年連続の参戦。昨年の新潟記念勝利以降は6戦連続で馬券外が続いているものの、大きく崩れたのは中山金杯の12着のみで、内容としては善戦続きと言える。
特に評価したいのは今年の新潟記念。道中2番手から積極的に運び、勝ち馬から0.2秒差の4着。レースは上がり32秒台半ばが求められる“究極の瞬発力勝負”になっており、本来この馬には不向きな条件。その展開で踏ん張った4着は、むしろ地力の高さを示す一戦だった。
さらにこの新潟記念はハイレベル戦。1着シランケドは天皇賞(秋)4着、2着エネルジコは菊花賞1着、3着ディープモンスターは京都大賞典1着と、揃って次走の重賞で上位に好走している。そんな強敵相手に僅差の競馬ができたことは能力がある証拠。
今回は、理想的な2枠3番をゲット。先行してロスなく立ち回りたいこの馬にとって、絶好の枠順と言える。好走必至な一頭だ。
エリザベス女王杯2025の印
◎⑦ レガレイラ
〇① パラディレーヌ
▲③ シンリョクカ
☆⑩ セキトバイースト
△⑨、⑪、⑫、⑬
エリザベス女王杯2025の買い目
- 馬単 ⑦ー①③⑨⑩⑪⑫⑬(7点)
- 3連複 ⑦ー①③ー①③⑨⑩⑪⑫⑬(11点)
計18点で勝負。
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