26日に京都競馬場で行われる菊花賞(G1/芝3000メートル)。クラシック三冠最終戦は、クラシックホース不在の混戦。春の主役が姿を消した秋の京都には、新たな世代の主役を狙う面々が揃った。
予想
本命はエネルジコ。ドゥラメンテ産駒は近5年で2勝と菊花賞に強く、鞍上ルメールも2023・24年と連覇中。デビュー3連勝で青葉賞を制した能力は確かで、前走の新潟記念では古馬相手に2着と健闘。距離延長はむしろ歓迎で、長丁場での持続力勝負なら頭ひとつ抜けている。
ミラージュナイトは、血統と勢いが魅力。母ラキシスは京都芝で抜群の成績を誇り、父バゴはビッグウィークを輩出した。前走の札幌2000mで見せた末脚は鋭く、軽い瞬発力戦にも対応できる。血統的にも舞台適性が高く、上昇度ならここでも通用。
マイユニバースは、前走の九十九里特別で2着に1.2秒差をつける圧勝劇。九十九里特別からの臨戦過程は2004年の菊花賞馬デルタブルースと同じで、鞍上は菊花賞最多5勝の武豊。近走の安定感と京都3000mの巧みなペース判断が噛み合えば、一気の戴冠もあり得る。
レクスノヴァスは、近2走で2600mを連勝中とスタミナは十分。父キタサンブラック譲りの粘り強さで、先行して長く脚を使えるのが強みだ。展開が落ち着けば、粘り込みのシーンもある。
ゲルチュタールは、条件戦を2連勝中と勢いがあり、前走の日本海ステークスは出世レースとして知られる。重馬場の三田特別では2着馬に0.5秒差の完勝。雨が降れば最も怖い一頭だ。
ショウヘイは、ダービー3着の実績馬。上位2頭が不在のここでは地力上位で、神戸新聞杯の内容からも仕上がりは良好。3000m戦への適性も高く、終いまでしっかり脚を伸ばせるタイプだ。
買い目
本命のエネルジコを3連単1着固定にして、その他の5頭に流す計20点で勝負する。
3連単 1着固定:(9)エネルジコ → 相手:(6)ミラージュナイト、(7)ショウヘイ、(8)レクスノヴァス、(11)マイユニバース、(12)ゲルチュタール
菊花賞2025概要
- レース名(グレード):第86回菊花賞(G1)
- 開催日:日本時間2025年10月26日(日)
- 発走時刻:15時40分
- 競馬場:京都競馬場(京都府京都市)
- 距離:芝3000m
- 条件:3歳 オープン(国際) 牡・牝(指定) 馬齢
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