【随時更新】2026年選抜高校野球 出場校想定一覧|第98回センバツ

阿部泰斉 Taisei Abe

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Jiji Photo

明治神宮大会を優勝した九州国際大付

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第98回選抜高校野球大会は2026年3月19日(木)に開幕する。同大会には運営委員会において選出された32校が出場する。

選出の重要参考資料となる各地方大会は既に終了。ここでは、同大会の結果を踏まえた出場想定校を紹介する。

※12月12日、21世紀枠各地区推薦校を追加


2026年選抜高校野球 出場校想定

98回選抜高校野球の内訳は、一般選考枠29校、21世紀枠2校、神宮大会枠1校。11月に行われた明治神宮大会では、九州地区代表の九州国際大付が優勝。その結果から神宮大会枠は九州に付与されることになった。出場校は2026年1月30日(金)に発表される。

以下、出場校想定。印は★当確、◎出場濃厚、○有力、△微妙
(筆者の想定であり、公式の情報ではありません)


北海道(1校)

北照(北海道大会優勝)
△白樺学園(同準優勝)

秋の道大会を制した北照が順当に選出されるとみる。

出場となれば、2013年以来となる13年ぶり6度目。今夏準々決勝で敗れた北海を初戦で破ると、駒大苫小牧、旭川実、白樺学園と甲子園常連校を次々と撃破。全道大会4試合を1人で投げ抜いたエース・島田爽介投手(2年)を中心に、守り抜く野球を展開する。


東北(3校)

花巻東(東北大会優勝、岩手1位)
◎八戸学院光星(同準優勝、青森1位)
○東北(同4強、宮城2位)
△聖光学院(同4強、福島1位)

優勝の花巻東、準優勝の八戸学院光星は順当に選出されるだろう。

問題は3校目、東北大会4強入りを果たした2校の比較だが、東北 が優勢とみる。同大会は初戦、準々決勝と8点差をつけての圧勝。準決勝では後の明治神宮大会4強・花巻東に3点差での敗戦と拮抗した試合をみせた。加えて27イニングで失策は1つ。総合力が高い。

聖光学院は準々決勝で今夏甲子園16強の仙台育英を破った。しかし、同大会3試合25イニングで失策4、準々決勝の八戸学院光星戦は0ー7での敗戦。東北との比較では劣勢に映る。
 


関東・東京(6校)

山梨学院(関東大会優勝、山梨位)
帝京(東京大会優勝)
◎花咲徳栄(関東大会準優勝、埼玉1位)
◎専大松戸(関東大会4強、千葉1位)
◎佐野日大(関東大会4強、栃木1位)
△横浜(関東大会8強、神奈川1位)
△関東第一(東京大会準優勝)
△浦和学院(関東大会8強、埼玉2位)

関東大会の4強に加え、都大会王者の帝京までは順当に選出されるだろう。問題は関東8強勢と都大会準優勝・関東一の比較からの1校。横浜、関東第一、浦和学院はいずれも大いに出場の可能性があるが、ここは 横浜 が優勢とみる。

準々決勝の専大松戸戦は一発に泣いたものの1年生小林、絶対的エース織田の二枚看板の継投で被安打は6に抑えた。同大会は18イニングで失策1と守りも堅く、昨年センバツ優勝&夏甲子園8強のメンバーも多く残っている点、野球ファンの多い神奈川という地域制、全国的にファンの多い伝統校であることがそれぞれアピールポイントに挙がる。

関東第一は総合力が高く、都大会の決勝戦まではいずれも9得点以上で2失点以下と総合力が高い。決勝戦でも相手校を大いに上回る16安打と強打が光った。しかし、チャンスを生かし切れずに4得点。加えて3回に一挙8失点と勢いを止めることができなかった点を選考委員がどう捉えるか。

浦和学院は準々決勝で優勝校の山梨学院に3ー6と接戦の上での敗戦と力をみせた。しかし、同じ埼玉の花咲徳栄が準優勝で当確している点と、2試合で計12失点と大味な試合が続いた点が気になる要素だ。

関東大会8強の甲府工、駿台甲府はそれぞれコールド負けに加え、関東大会王者の山梨学院が山梨県勢で既に当確。地域制の観点からも、ここは厳しいか。


東海(3校)

中京大中京(東海大会優勝、愛知1位)
◎三重(同準優勝、三重1位)
△大垣日大(同4強、岐阜1位)
△聖隷クリストファー(同4強、静岡1位)

王者の中京大中京、同校と決勝戦で延長10回7ー8の死闘を繰り広げた三重の2校は文句ない選出を果たす。

残り1校は 大垣日大 が優勢か。比較対象となる聖隷クリストファーは準決勝で三重に7回コールド2ー10と大差で敗北。来秋ドラフト候補の好投手・高部陸投手を擁するなど注目度が高いが、大垣日大は準決勝で優勝校の中京大中京に4ー6と接戦を演じただけにどうか。

聖隷クリストファーは2022年、東海大会で準優勝を果たしながら選抜出場を逃した。その時に比較で選ばれたのが4強の大垣日大。奇しくも今回も両校の比較となりそうだ。


北信越(2校)

帝京長岡(北信越大会優勝、新潟3位)
◎日本文理(同準優勝、新潟1位)
△星稜(同4強、石川3位)
△敦賀気比(同4強、福井1位)

北信越大会優勝校の帝京長岡、準優勝の日本文理が順当に選出され、新潟県からの2校選出となるだろう。

両校とも北信越大会の4試合はいずれも3点差以内の接戦を戦った。決勝戦も5ー4と僅差のゲームだった。戦力差が大きく離れていない結果から、番狂わせの選出は考えづらい。


近畿(6校)

神戸国際大附(近畿大会優勝、兵庫1位)
◎智弁学園(同準優勝、奈良1位)
○大阪桐蔭(同4強、大阪1位)
○滋賀学園(同4強、滋賀3位)
△東洋大姫路(同8強、兵庫3位)
△近江(同8強、滋賀1位)
△橿原学院(同8強、奈良3位)

近畿大会王者で明治神宮大会準優勝の神戸国際大附は堂々の選出を果たす。同校に近畿大会決勝戦で8回表終了まで6ー6と接戦を演じた智弁学園も文句なく出場だ。

4強勢2校も順当に出場だろう。大阪桐蔭は準決勝で神戸国際大附に1ー7で敗れたものの、初戦で市和歌山に7ー1、準々決勝で天理に10ー0(6回コールド)と大差で勝利。3試合計30安打と攻撃力の高さはピカイチだ。

滋賀学園は3試合で複数失策なし。準決勝こそ7失点したものの、それまでは2試合18イニングで3失点。守りの堅さは大きな評価につながる。

残り2校は 近江東洋大姫路 が優勢とみる。近江は準々決勝で滋賀学園に9回表まで1ー1の接戦を演じた末にサヨナラ負け。両校の差に大きな差はなかった。加えて2試合16イニングで失点3。失策は0。高い守りのレベルはアピールポイントだ。

東洋大姫路は準優勝の智弁学園相手に準々決勝で9回表まで5ー5と同点の接戦を演じた。雨天による継続試合と難しい試合だったが、2番手で登板した背番号11三上颯真投手が7回2失点と粘りの投球を見せるなど、選手層の厚さが光った。


中国(2校)

崇徳(中国大会優勝、広島2位)
◎高川学園(同準優勝、山口4位)
△下関国際(同4強、山口1位)

中国大会の優勝・崇徳&準優勝の高川学園がそれぞれ順当に選出されるだろう。崇徳はエースの徳丸凜空投手が大黒柱。4試合全完投を果たし、33イニングでわずか1失点。準決勝、決勝とそれぞれ3安打ずつに抑える好投をみせ、甲子園での好投にも期待がかかる。

高川学園は初戦の広陵戦こそ2失策あったが、それ以降の3試合は無失策と堅い守りを披露。守備力の高さは高評価につながる。


四国(2校)

英明(四国大会優勝、香川2位)
◎阿南光(同準優勝、徳島1位)
△明徳義塾(同4強、高知1位)

四国大会優勝&全4試合を2失点以内に抑えた英明は文句のない選出を果たす。

準優勝の阿南光も戦績通りに出場濃厚とみるが、決勝戦が英明に2ー7で敗戦など3試合で12失点と大味な試合を戦ってきた。加えて準決勝は相手の藤井が7失策。エラー絡みで得た点数が複数あった。

一方4強の明徳義塾は準決勝で英明に1ー2と接戦の末敗戦。準々決勝の徳島商戦も無失策で1失点と守りが堅かった。2022年選抜では前秋東海大会準優勝校の聖隷クリストファーが選考落ちし、4強の大垣日大がセンバツ出場を果たした過去もあるだけに、確実に順位通りに決まるとは言い切れない。


九州(4校+神宮大会枠1)

九州国際大付(明治神宮大会&九州大会優勝、福岡1位)
◎長崎日大(九州大会準優勝、長崎1位)
○神村学園(同4強、鹿児島1位)
○熊本工(同4強、熊本1位)
△沖縄尚学(沖縄1位)
△小林西(宮崎1位)

九州大会制覇の勢いそのままに明治神宮大会を制した九州国際大付は、文句なくセンバツ出場を果たす。

準優勝の長崎日大は九州大会決勝戦で7回終了時点で2-0とリード。力差のない結果だけに、ここも文句はない。

4強勢の2校も当確と言える。神村学園は準決勝で九州国際大付に1点差の4ー5と接戦を演じた上に、準々決勝では夏の甲子園王者で当時の左右エース二枚看板が残る沖縄尚学に勝利。文句のない戦績だ。

熊本工は準決勝で7回終了時点まで長崎日大に3-0でリードするなど、こちらも力差はない。加えて3試合27イニングで失策は1と守りが堅い。減点ポイントが少ない点は魅力だ。

神宮大会枠で与えられた1校だが、ここは 沖縄尚学 を優勢とみる。

前述の通り、言わずもがなの今夏王者。甲子園でも大活躍だった左のエース末吉良丞、右のエース新垣有紘らを擁する圧倒的な投手力は全国屈指のレベル。末吉は2年生ながらU18日本代表にも選出されるなど、今夏以降はフル回転。九州大会は計4イニングの登板に終わったが、本調子に戻った来年の再びの躍動が期待される。

また、沖縄は今夏甲子園決勝戦でも大きく報じられたように高い野球熱を誇る。ここは地域制の観点からも有利だと言える。


第98回選抜高校野球 都府県推薦の推薦校一覧

12月12日、日本高野連は98回選抜高校野球の21世紀枠について、各地区の推薦校を発表した。

センバツの21世紀枠は以下から2校が選出される。

地区校名
北海道士別翔雲
東北・宮城名取北
関東、東京・埼玉上尾
東海・三重四日市
北信越・福井若狭
近畿・奈良郡山
中国・山口鴻城
四国・高知高知農
九州・長崎長崎西

ここでは、11月14日時点での各都府県連盟の21世紀枠推薦校を一覧で掲載する。

21世紀枠の出場校は2校。以下の高校から選ばれる。

都道府県

校名

秋季大会の成績
北海道  

青森

青森明の星16強
岩手高田8強
宮城名取北4強

秋田

秋田南8強
山形米沢鶴城8強
福島いわき湯本8強
茨城茨城4強
栃木幸福の科学4強
群馬高崎経大付8強
埼玉上尾4強
千葉国分16強
東京桜美林4強
神奈川市橘8強
新潟六日町8強
富山高岡第一準優勝
石川小松商8強
福井若狭準優勝
山梨甲府工準優勝
長野諏訪清陵4強
岐阜中津商8強
静岡浜松日体4強
愛知誠信8強
三重四日市4強
滋賀能登川8強
京都福知山8強
大阪生野16強
兵庫六甲アイランド8強
奈良郡山4強
和歌山日高中津4強
鳥取鳥取東8強
島根松江工8強
岡山笠岡商8強
広島三次16強
山口鴻城4強
徳島小松島8強
香川香川中央8強
愛媛新居浜西16強
高知高知農8強
福岡久留米商4強
佐賀神埼4強
長崎長崎西準優勝
熊本熊本学園大付16強
大分推薦校なし 
宮崎延岡16強
鹿児島徳之島4強
沖縄名護8強

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