【甲子園速報&結果】22年夏王者仙台育英敗れる 最後の打者で涙のエース吉川に「涙が止まらない」「高校野球が詰まっていた」|夏の甲子園3回戦

阿部泰斉 Taisei Abe

【甲子園速報&結果】22年夏王者仙台育英敗れる 最後の打者で涙のエース吉川に「涙が止まらない」「高校野球が詰まっていた」|夏の甲子園3回戦 image

Jiji Press


第107回全国高校野球選手権が開幕。大会12日目の17日(日)の第1試合では仙台育英(宮城)が沖縄尚学(沖縄)に3ー5で敗れた。

22年夏王者仙台育英敗れる 最後の打者で涙のエース吉川に「涙が止まらない」「高校野球が詰まっていた」

2022年夏王者の仙台育英(宮城)が沖縄尚学に敗れ、3回戦で姿を消した。

仙台育英・先発左腕の吉川陽大投手(3年)は先発し、151球の熱投をみせた。10安打を許しながらも要所でギアを上げる投球で沖縄尚学打線を交わした。

それでも延長タイブレークとなった11回無死一、二塁で味方の悪送球により勝ち越しを許すと、続く1死二塁からは5番の宜野座恵夢捕手(3年)に適時三塁打を許し、万事休すとなった。

エースの吉川は11回裏2死三塁で打順が回ってくると、既に打席の中で涙を抑えきれなかった。それでもセカンドの左へ強い打球を放ったが、相手内野手の好プレーに阻まれゲームセット。

投手ながら一塁にヘッドスライディングした吉川は号泣。味方の選手に抱えられながら整列へと向かった。その姿にSNS上では「吉川くんよく投げた」「泣きながら頑張った姿に涙が止まらない」「高校野球が詰まっていた」とねぎらう声が多数だった。

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スコア

チーム1234567891011
沖縄尚学01100010002510
仙台育英100

0

200000039


バッテリー

  • 沖縄尚学:末吉(169球完投)ー宜野座
  • 仙台育英:吉川(151球完投)ー川尻

ホームラン

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阿部泰斉 Taisei Abe

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。法大を卒業後、スポーツ新聞社に就職。アマチュア野球、競馬の担当を経て2024年に退職。現在はお笑い芸人として日々鍛錬を積んでいる。新聞社時代、野球担当では高校までの野球部経験を活かして甲子園取材を経験。競馬担当では美浦トレーニングセンターでの日々の調教から、競馬場でのレース取材まで幅広く担当。結果を出す馬の特徴を研究した。