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角田裕毅、アメリカ&メキシコシティGPが正念場 レッドブルが2026年体制を最終判断へ

Ben McCarthy

浄見耕志 Koushi Kiyomi

角田裕毅、アメリカ&メキシコシティGPが正念場 レッドブルが2026年体制を最終判断へ image

Getty

10142025

角田裕毅は、アゼルバイジャンGPでレッドブル昇格後、自己最高位となる6位を記録したものの、続くシンガポールGPではノーポイントに終わった。

本人は「シンガポールでもペースは悪くなかった」と振り返るが、現実には時間が限られている。レッドブルは近く、2026年シーズンのドライバーラインアップを最終決定する見通しだ。

オランダGPの週末、レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコ氏は『Sky Germany』の取材に対し、次のように語っている。

「契約の判断を少し先に延ばした。つまり、ドライバーたちの評価期間をもう少し設けたということだ。9月から10月にかけて、あと数レースを見てから最終的な判断を下す予定だ」

この発言通りであれば、今週末のアメリカGP、そして次週のメキシコシティGPが、レッドブルの判断を左右する重要なレースとなると見られている。

もっとも、ドライバーの去就は常に流動的だ。チームが「もう少しデータを見たい」と判断すれば、決定を先延ばしにする可能性もある。それでも角田がチームの信頼をつなぎ留めるためには、このタイミングで一段上の結果を示す必要がある。

これまでレッドブルのマシンで16戦を戦い、角田が獲得したポイントは20。一方、チームメイトのマックス・フェルスタッペンは273ポイントを獲得している。角田はシーズン中盤に7戦連続ノーポイントという厳しい時期も経験した。

一方で、ルーキーのアイザック・ハジャーは姉妹チーム「レーシング・ブルズ」で印象的な走りを見せ、ザントフォールトでは初の表彰台を獲得。2026年のレッドブルシートをかけた争いでは、角田の立場はさらに厳しくなっている。

とはいえ、近ごろの角田には確かな進歩も見られる。ローラン・メキース代表の就任以降、角田との信頼関係も深まり、マシンのアップグレードも進んでいる。

ただ、課題は週末全体を通して結果につなげることだ。シンガポールでは予選で思うようにタイムを伸ばせずQ3進出を逃し、決勝でもスタートでポジションを落とした。結果的にフェルスタッペンに周回遅れにされる厳しい展開となった。

レッドブルとしても、1年のうちに3人目のドライバー交代は避けたいところだ。昨季末にセルジオ・ペレスを放出し、今季は代役のリアム・ローソンもわずか2戦で降板となった。しかし、チームが結果を求めているのも事実だ。

角田にとって、アメリカGPとメキシコシティGPは来季のシートを確保できるかどうかを左右する、まさに正念場となる。

原文:How important are the next two weekends for Yuki Tsunoda?
翻訳・編集:浄見耕志(スポーティングニュース日本版)

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