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F1アゼルバイジャンGP フェルスタッペンが今季4勝目 角田は6位入賞 | 決勝順位・最新ドライバーズランキング

Dom Farrell

浄見耕志 Koushi Kiyomi

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マックス・フェルスタッペンがイタリアGPに続き、バクーでも圧巻の走りを披露。今季4勝目を挙げ、王者の存在感を改めて示した。

この勝利により、4度のワールドチャンピオンは今季のタイトル争いに望みをつないだ。一方、ランキング1位のオスカー・ピアストリにとっては悪夢の一日となった。

レースはフェルスタッペンがクリーンなスタートを決め、カルロス・サインツを抑えて1コーナーにトップで進入。しかし、その裏ではチャンピオンシップリーダーのピアストリが痛恨のミスを犯していた。

ピアストリはスタートシグナルが消える前にマシンを動かしてしまい、修正を試みる中で最後尾に転落。その後の追い上げを狙ったが、ターン5でウォールに激突し、まさかのリタイア。これによりセーフティーカーが導入された。

この波乱でチャンスを得たのはランキング2位のランド・ノリスだったが、リスタートで出遅れ、8番手の座をシャルル・ルクレールに譲ってしまう。

それでもノリスは1回目のピットストップを引き延ばし、28周目には4番手まで浮上。しかし、前を行くレッドブルの角田裕毅には迫れなかった。

マクラーレンは角田のアンダーカットを狙ったが、ノリスの右フロントタイヤの交換に手間取りタイムを失った。その結果、角田を逆転するどころか、ルクレールの後方でコースへ復帰する形となった。

ノリスはルクレールを抜いて7位でフィニッシュしたものの、ピアストリとの差を縮める絶好の機会を逃した。マクラーレンにとっては、痛恨のミスが重なった忘れたい週末となった。

最終的にフェルスタッペンが圧倒的な走りで優勝。ジョージ・ラッセルが安定した走りを見せ2位に入り、表彰台の最後の1席はサインツが守り切ってウィリアムズ移籍後初の表彰台となった。角田は終盤、ローソンに何度か迫ったもののわずかに届かなかった。それでも7位のノリスを抑え、今季最高の6位入賞を果たした。

アゼルバイジャンGP決勝 結果

順位ドライバー
1マックス・フェルスタッペン
2ジョージ・ラッセル
3カルロス・サインツ
4キミ・アントネッリ
5リアム・ローソン
6角田裕毅
7ランド・ノリス
8ルイス・ハミルトン
9シャルル・ルクレール
10アイザック・ハジャー
11ガブリエル・ボルトレト
12オリバー・ベアマン
13アレクサンダー・アルボン
14エステバン・オコン
15フェルナンド・アロンソ
16ニコ・ヒュルケンベルグ
17ランス・ストロール
18ピエール・ガスリー
19フランコ・コラピント
DNFオスカー・ピアストリ

ドライバーズランキング

アゼルバイジャンGP終了後の最新ランキングは以下のとおり。

順位ドライバーチームポイント
1.オスカー・ピアストリマクラーレン324
2.ランド・ノリスマクラーレン299
3.マックス・フェルスタッペンレッドブル255
4.ジョージ・ラッセルメルセデス212
5.シャルル・ルクレールフェラーリ165
6.ルイス・ハミルトンフェラーリ121
7.キミ・アントネッリメルセデス78
8.アレクサンダー・アルボンウィリアムズ70
9.アイザック・ハジャーレーシング・ブルズ39
10.ニコ・ヒュルケンベルグザウバー37
11.ランス・ストロールアストンマーティン32
12.カルロス・サインツウィリアムズ31
13. リアム・ローソンレーシング・ブルズ30
14.フェルナンド・アロンソアストンマーティン30
15.エステバン・オコンハース28
16.ピエール・ガスリーアルピーヌ20
17.角田裕毅レッドブル20
18.ガブリエル・ボルトレトザウバー18
19.オリバー・ベアマンハース16
20フランコ・コラピントアルピーヌ0
21.ジャック・ドゥーハンアルピーヌ0

原文:Who won the F1 race today? Full results, classification from 2025 Azerbaijan Grand Prix
翻訳・編集:浄見耕志(スポーティングニュース日本版)

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Dom Farrell

Dom is the senior content producer for Sporting News UK. He previously worked as fan brands editor for Manchester City at Reach Plc. Prior to that, he built more than a decade of experience in the sports journalism industry, primarily for the Stats Perform and Press Association news agencies. Dom has covered major football events on location, including the entirety of Euro 2016 and the 2018 World Cup in Paris and St Petersburg respectively, along with numerous high-profile Premier League, Champions League and England international matches. Cricket and boxing are his other major sporting passions and he has covered the likes of Anthony Joshua, Tyson Fury, Wladimir Klitschko, Gennadiy Golovkin and Vasyl Lomachenko live from ringside.

浄見耕志 Koushi Kiyomi

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。東京生まれ・東京育ち。スポーツとの出会いは、幼少期に夢中で観戦した大相撲。以来、欧州サッカーやF1を中心に幅広く観戦し、競技そのものだけでなく、その背景や文化にも強い関心を持つ。映画や音楽をはじめカルチャー全般を日常的に吸収し、雑誌文化にも親しんでいる。