本サイトに掲載されているリンクから商品の購入やサービスの契約をされた場合、本サイトが収益を得ることがあります。

ブライアン・ノーマンJr.が佐々木尽を迎えての防衛戦を前に語る『100万パーセント』の自信

石山修二 Shuji Ishiyama

Tim Rickson

ブライアン・ノーマンJr.が佐々木尽を迎えての防衛戦を前に語る『100万パーセント』の自信 image

時事

ブライアン・ノーマンJr.(27勝0敗、21KO:米国)は、前日計量をリミットの147パウンド(66.6kg)で通過し、6月19日(木)に東京・大田区総合体育館で開催されるWBO世界ウェルター級タイトル防衛戦、佐々木尽(19勝1敗1分、17 KO:八王子中屋)との試合に向けた準備を終えた。

24歳のノーマンJr.は、昨年5月にジョバンニ・サンティリャンの故郷であるサンディエゴで、サンティリャンを撃破して世界最年少のチャンピオンの座に輝いて以来、今回の佐々木との試合が2度目の防衛戦となる。

📢【LIVE速報】当日、佐々木尽vsノーマンJr.をリアルタイム速報します!

\佐々木尽ウェルター世界制覇なるか/

■「ベルトは永遠に私の物」百万%の自信で臨む若き世界王者

今回ノーマンJr.は、過去9戦無敗、執拗なパンチを繰り出すことで知られる23歳の佐々木の挑戦を敵地・日本で受ける。

この一戦を前に、6月17日に横浜市内で行われた前々日会見において、ノーマンJr.は王者として自信たっぷりのコメントを残した。

「自分はリングに立つたびに常に準備万端、100万パーセントの自信を持って臨んでいる」とノーマンJr.は言う。その隣には元プロボクサーの父であり、メイントレーナーであるノーマンSr.もいた。

「鍵になるのは自信だ。ジン・ササキが『80%の自信しかない』と言っているのは彼自身の問題だ。そして、彼はその壁を乗り越えたいとも言っている。彼が男としてその(弱気とも取れる)言葉を公言し、自分自身と向き合っている点はリスペクトする」

これは佐々木がノーマンJr.の実力を認めつつ、「客観的に見て、8:2くらいで勝つ」と自己分析を述べていたことに対するアンサーだった。

「ただ、私はこれまで積み重ねた努力を、費やしてきた時間を知っている。今年や去年だけの話じゃない。毎年、日々、1秒1秒を費やしてきた。これは私が生きている理由であり、自分が愛する仕事だ」

そして、ベルトを保持する意味についても語ってみせた。

「このチャンピオンベルトは自分にとっての全てだ。24歳の自分は7歳の頃から夢見てきた。どれほど長い間だったのか想像してみてほしい。17年間、文字通り自分の人生をかけて取り組んできたもので、絶対に手放しはしない。どこにいようが、どこで戦おうが関係ない…このベルトは永遠に自分のものだ」

対する佐々木は、日本ボクシング初のウェルター級世界王座獲得という使命を背負ってこのタイトルショットに挑む。「歴史を動かす」、「日本にベルトを置いていってくれてありがとう(と言うことになる)」、「ここ(日本の地)で勝つのは僕」と、自国のファンの期待を受ける挑戦者として意気込みを述べていた。

「見渡せば、(佐々木)彼がどれだけの(日本の)ファンの支持を受けているか分かる。彼が受けている愛を感じるとともに、彼が自分の仕事を果たしていることはリスペクトする。今度は私がWBOウェルター級世界チャンピオンとして自分の仕事をする番だ」

100万パーセントの自信と信念を持つ王者が、6月19日、自身の仕事を果たすべく、東京のリングに立つ。

※本記事は「Brian Norman Jr. vs Jin Sasaki weights, running order, ringwalk times | Sporting News」から一部抜粋翻訳し、日本向けの情報を追記・編集した記事となる。
原文:Tim Rickson、翻訳・編集:石山修二、編集:神宮泰暁

\佐々木尽ウェルター世界制覇なるか/

📅ブライアン・ノーマンJr. vs 佐々木尽:概要

  • 大会名:NTTドコモ Presents Lemino BOXING WBO世界ウェルター級タイトルマッチ『ブライアン・ノーマンJr vs 佐々木尽』
  • 日程:2025年6月19日(木)
  • 会場:大田区総合体育館(東京都大田区東蒲田)
  • メインイベント(第7試合):WBO世界ウェルター級タイトルマッチ 12回戦
    ブライアン・ノーマン・ジュニア(王者、米国)vs 佐々木尽(八王子中屋)

▼放送・配信チャンネル

  • テレビ地上波:なし
  • テレビBS/CS:なし
  • ネット:Leminoプレミアム(初回初月無料)

▼配信時間

  • ライブ配信:2025年6月19日(木)開場 15:00 / 開演 15:15
  • 見逃し配信:2025年6月19日(木)23:30 ~ 6月30日(月)12:00
    ※いずれも視聴にはLeminoプレミアム(月額990円、初回初月無料)入会が必須

関連記事:佐々木尽vsノーマンJr.の視聴方法は? Leminoプレミアムに無料体験はある?


<佐々木尽vsノーマンJr. 関連記事>


※試合開催・放送配信内容・各サービスの料金等は主催者・放送局の都合により変更になる場合があります。料金は消費税込み価格。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。 

石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。

Tim Rickson

Tim Rickson is the Founder & Editor of British Boxing News with over 25 years experience in the sports industry. From London, England, Tim has worked for football clubs, Arsenal and Millwall. He founded British Boxing News in 2014 and has been published in Boxing News and Boxing Monthly Magazines. Tim is also a regular pundit for Whichbookie, First.com, and many other betting sites.