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井上尚弥vsアフマダリエフの見どころ・結果予想・オッズ|9.14 スーパーバンタム級4団体統一戦

井熊知也 Tomoya Ikuma

井上尚弥vsアフマダリエフの見どころ・結果予想・オッズ|9.14 スーパーバンタム級4団体統一戦 image

時事

9月14日(日)、スーパーバンタム級4団体統一戦として井上尚弥がムロジョン・アフマダリエフと対戦する。井上にとってキャリア史上最強の挑戦者と目されるこの一戦について、本記事では見どころや勝敗予想、さらには最新オッズをまとめて紹介する。

なお、当日の試合中継は『Lemino』で独占無料生配信されるほか、中谷潤人らのゲストに加え、村田諒太、飯田覚士が解説を務める特別版実況中継も『Leminoプレミアム』限定で配信される。

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🎯井上尚弥vsアフマダリエフの見どころ

“モンスター”の猛進撃により焼け野原となったスーパーバンタム級で、その怪物的絶対王者に挑むのは「一発のパンチが世界を変える」と語った“MJ”ことムロジョン・アフマダリエフ。

2023年4月、WBAとIBFのスーパーバンタム級世界王者だったアフマダリエフはマーロン・タパレスに1-2で敗れ2本のベルトを失っている。

その後、井上尚弥がタパレスを破り、史上2人目の2階級4団体統一王者に。

三段論法でいえば井上の勝利は当然と映るが、ボクシングはそう単純ではないだろう。

井上は昨年5月、ルイス・ネリ相手にキャリア初ダウンを味わった。前戦のラモン・カルデナスにも生涯2度目のダウンを奪われており、“絶対王者”とはいえ攻略不能ではない…むしろチャンスは十分にあるという見方も強まっている。

さらにアフマダリエフの陣営を率いるのは、井上からダウンを奪ったカルデナスのトレーナーでもある名参謀ジョエル・ディアスだ。数々の番狂わせを起こしてきた智将は、カルデナス戦で得た経験を武器に、より磨きのかかった戦略を携えて挑んでくることだろう。

アフマダリエフはカルデナス同様にサウスポー。その特性を踏まえれば、一発のパンチが本当に世界を変えてしまう可能性はある。果たして、絶対王者の牙城は守られるのか。それとも“MJ”の拳が新たな歴史を刻むのか注目だ。

井上尚弥名前ムロジョン・アフマダリエフ
モンスター愛称MJ
32歳年齢30歳
日本
神奈川県座間市
出身地ウズベキスタン
ナマンガン州
165cm身長166cm
171cmリーチ173cm
30戦30勝0敗戦績15戦14勝1敗
27KOKO勝ち11KO
90%KO率73%
100%勝率93.3%
オーソドックススタイルサウスポー

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📈井上尚弥vsアフマダリエフの勝敗予想とオッズ

気になる勝敗予想とオッズだが、海外ブックメーカー『bet365』では9月11日時点で井上尚弥が1.10倍、ムロジョン・アフマダリエフが7.00倍と、圧倒的に井上有利との見方が強い。

井上尚弥結果ムロジョン・アフマダリエフ
1.40KO・TKO・反則負けによる勝利13.00
4.10判定・テクニカル判定による勝利17.10
19.00引き分け・テクニカルドロー19.00

もちろんアフマダリエフの一発の怖さはあるものの、井上の牙城を崩すのは容易ではないという見方が占めるオッズだ。前戦のカルデナス戦で見えた一筋の光を頼りにアフマダリエフ陣営は戦略を練ってくるだろうが、井上もその課題を修正して臨むのは間違いない。

その証左のひとつが、サウスポー対策としてマーロン・タパレスを練習相手に招聘した点だ。世界戦で戦った相手のスパーリングパートナーを務めることは異例となるが、井上は新たな盟友とともに、約1か月の間、スパーリングに打ち込んだ。厳密にはタイプは違うものの、アフマダリエフにフルラウンド戦って競り勝ったタパレスとの長期スパーは、井上にとって大きな武器になるはずだ。

挑戦者からすると、肉を切らせて骨を断つ覚悟で攻め込めばわずかな可能性はあるかもしれないが、その展開は想像しづらい。最終的にスポーティングニュース日本版では、井上尚弥が8RまでにKOで勝利すると予想する。

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※本記事内におけるLeminoのコンテンツ配信情報は2025年9月12日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性があります。現在の配信状況についてはLeminoのホームページもしくはアプリをご確認ください。
※試合開催・放送予定は主催者・放送局の都合により変更になる場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

井熊知也 Tomoya Ikuma

スポーティングニュース日本版でアシスタントエディターを務める。大阪府茨木市出身。大学を卒業後、2020年にキックボクサーとしてプロデビューを果たす。引退後、格闘技に関連する情報を発信するために個人ブログを立ち上げる。ライターとしては主に格闘技をメインに扱い、目まぐるしく変化する格闘技の世界において、最新情報を追い続ける元プロ格闘家ライター。