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ポルジンギス34得点も届かず、リトアニアがラトビアとのバルト3国ダービーを制す【ユーロバスケット2025試合結果速報】(9.6)

坂田彩音 Ayane Sakata

ポルジンギス34得点も届かず、リトアニアがラトビアとのバルト3国ダービーを制す【ユーロバスケット2025試合結果速報】(9.6) image

FIBAが主催する男子バスケットボールのヨーロッパ地域の国別対抗戦である『FIBAユーロバスケット2025』が、2025年8月27日(水)から9月14日までの期間行われている。

9月6日、決勝トーナメント1回戦で行われたリトアニア対ラトビアの「バルト三国ダービー」は、開催地ラトビアのファンの熱狂的な声援に包まれながらも、リトアニアが終始リードを維持して勝利。88-79で準々決勝進出を決めた。破れたラトビアはクリスタプス・ポルジンギスが34得点、19リバウンドとまさに大黒柱としてここ一番の活躍を見せたものの、惜しくも勝利を逃した。

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◾️リトアニアがリードを守り抜き勝利、ポルジンギスが34得点を記録するもラトビアは無念の敗戦(リトアニア 88-79 ラトビア)

リトアニア
・ヨナス・バランチュナス(NBA,ナゲッツ)
:9得点、1アシスト
Arnas Velicka:21得点、5リバウンド、12アシスト
Azuolas Tubelis:18得点、12リバウンド
Deividas Sirvydis:18得点、7リバウンド

ラトビア
・クリスタプス・ポルジンギス(ホークス):34得点、19リバウンド、2ブロック
Rihards Lomazs:21得点、7アシスト

ラトビアの首都リガで行われた一戦は、ホームの熱気ある応援に反してリトアニアが試合の主導権を握った。ラトビアは反撃を試みたものの、最後まで逆転には至らず。惜しくも敗戦したものの、試合終了ブザーが鳴ってからも現地のファンのスタンディングオベーションが続いた。

リトアニアではArnas VelickaとAzuolas Tubelisが揃ってダブルダブルを記録。特にVelickaは試合を通してチームトップの+15を記録し、効率性を誇り、25歳にして大会の記録に名を刻んだ。マテウシュ・ポニトカ(2022年)とルカ・ドンチッチ(2025年)に続き、過去30年間のユーロバスケットの試合で合計20得点以上、10アシスト以上、5アシスト以上を記録した3人目の選手となった。

一方、ラトビアのポルジンギスは34得点・19リバウンド・2ブロックと驚異的な数字を叩き出し、Lomazsも21得点・7アシストで支えた。ポルジンギスは苦しいの展開の中常にチームを引っ張り続けた。

ユーロバスケットの歴史の中でリトアニアは16回の出場のうち12回ベスト8進出と、古豪として安定した成績を残している。準々決勝ではギリシャ対イスラエルの勝者と対戦予定である。

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坂田彩音 Ayane Sakata

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。千葉県生まれの大学院生。バスケ部に所属していた中学生時代、テレビでNBAを見始めたことをきっかけにスポーツ観戦の魅力に引き込まれる。好きな選手はショーン・リビングストン。生涯にわたってスポーツに携わっていくことが目標。