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【ユーロバスケット2025速報】ドンチッチの大爆発も届かず、ドイツがベスト4進出を決める

坂田彩音 Ayane Sakata

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FIBA

男子バスケットボールのヨーロッパ地域の国別対抗戦「FIBAユーロバスケット2025」は、8月27日から9月14日まで開催されている。

9月10日に行われた準々決勝ではドイツが99-91でスロベニアに勝利を収め準決勝進出を決めた。ルカ・ドンチッチが39得点と圧巻のパフォーマンスを披露し、スロベニアが長らくリードを保ったものの、ドイツが第4クォーター終盤に大逆転。次戦では勢いに乗るフィンランドとの準決勝に臨む。

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■スロベニアのルカ・ドンチッチが39得点の活躍を見せるもドイツが終盤で逆転

第1クォーター終盤から勢いに乗ったスロベニアは一気に13点のリードを奪い、その後も第3クォーター終了までリードを保持し続けた。しかし、第3クォーター終了時にトリスタン・ダ・シルバがハーフコートからのブザービーターを沈めて流れが一変。第4クォーター開始直後にドイツが一気に同点に追いつき逆転に成功。残り5分でスロベニアが再びリードを奪う場面もあったが、最後はドイツが底力を発揮し、勝利を掴んだ。

スロベニアのルカ・ドンチッチは39得点、10リバウンド、7アシストと今夜も伝説的なパフォーマンスを見せた。前半だけで22得点を挙げたものの、第3クォーター序盤にデニス・シュルーダーのテイクチャージで4つ目のファウルを犯し、出場時間が制限されたことが痛手となった。ドンチッチ以外の選手が十分な働きを見せられなかったことも影響し、リードを守り切ることができなかった。

対するドイツはフランツ・バグナーが23得点、デニス・シュルーダーが20得点・7アシストを記録。さらにダニエル・タイスが15得点・9リバウンド・2アシストと存在感を示し、合計5人が2桁得点を挙げる層の厚さで競り勝った。

ドイツはユーロバスケットで初めての2大会連続準決勝進出。前回大会は準決勝でスペインに敗れて3位に終わっており、今大会は悲願の優勝を狙う。また、今大会でグループフェーズを1位通過したチームのうち、準決勝まで勝ち残ったのはドイツのみとなった。準決勝では勢いのあるフィンランドと対戦する。

一方のスロベニアは2大会連続の準々決勝敗退。ドンチッチが全盛期を迎える中、代表チームとして周囲のメンバーがどれだけ成長し、世界の強豪国と渡り合えるかが今後の課題となる。

■最終スコア・スタッツリーダー

最終スコア

  • ドイツ 99-91 スロベニア

ドイツ

  • フランツ・バグナー(NBAオーランド・マジック):23得点、7リバウンド、4アシスト
  • デニス・シュルーダー(NBAサクラメント・キングス):20得点、3リバウンド、7アシスト
  • ダニエル・タイス:15得点、9リバウンド、2アシスト

スロベニア

  • ルカ・ドンチッチ(NBAロサンゼルス・レイカーズ):39得点、10リバウンド、7アシスト
  • Klemen Prepelic:13得点

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坂田彩音 Ayane Sakata

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。千葉県生まれの大学院生。バスケ部に所属していた中学生時代、テレビでNBAを見始めたことをきっかけにスポーツ観戦の魅力に引き込まれる。好きな選手はショーン・リビングストン。生涯にわたってスポーツに携わっていくことが目標。