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W杯王者ドイツがスリーポイントに苦しみながらもポルトガルに勝利しベスト8進出(9.6)【ユーロバスケット2025試合結果速報】

坂田彩音 Ayane Sakata

W杯王者ドイツがスリーポイントに苦しみながらもポルトガルに勝利しベスト8進出(9.6)【ユーロバスケット2025試合結果速報】 image

FIBAが主催する男子バスケットボールのヨーロッパ地域の国別対抗戦である『FIBAユーロバスケット2025』が、2025年8月27日(水)から9月14日までの期間行われている。

9月6日から決勝トーナメントがスタート。グループBを1位で突破したドイツは、グループA4位のポルトガルと対戦。第4クォーター開始時に1点差だったところから、ドイツが33-7と圧倒し85-58で勝利を収めた。ドイツのフランツ・ワグナーは16得点、7リバウンド、5アシストを記録し、苦しい展開の中チームを支えた。

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◾️ドイツ、スリー不調から一転 第4Qで33-7と圧倒(ドイツ 85-58 ポルトガル)

ドイツ
・フランツ・ワグナー(NBA,マジック)
:16得点、7リバウンド、5アシスト
・デニス・シュルーダー(NBA,キングス):16得点、3リバウンド、3アシスト
・トリスタン・ダ・シルバ(NBA,マジック):11得点、3リバウンド
Maodo Lo:12得点、3リバウンド、4アシスト

ポルトガル
・ネミーアス・ケイタ(NBA,セルティックス):18得点、11アシスト

第3クォーターを終えてドイツ52-51ポルトガルと、一進一退の攻防が続いた。格上であるドイツは第3クォーター終了時で3P%が4/25と、スリーポイントの不調に苦しんでいた。しかし第4クォーターに入ると流れが一変。ドイツは3Pを7/9と高確率で沈めて息を吹き返し、一気に22-3のランを作り勝利を決めた。

ドイツの苦しい時間を支えたのはやはりフランツ・ワグナーとデニス・シュルーダー。彼らもスリーのタッチに苦しんでいたが、確実に2Pとフリースローを決めて得点を重ねた。また、第4クォーターでMaodo Loがスリーポイントを4本決め、素晴らしい成績を残した。

一方、ポルトガルのネミーアス・ケイタは18得点、11アシストを記録し、両チーム唯一のダブルダブルを記録した。しかし、ポルトガルで彼以外に二桁得点を記録した選手はおらず、本来の実力を取り戻したドイツにはついていくことができなかった。

ドイツは準々決勝でイタリア対スロベニアの勝者と対戦する。優勝候補であるドイツにとって、勝ち抜く上での最も大きな障壁はコンディションとの戦いになるだろう。

ポルトガルは2007年の大会以来初めてベスト16に入った。この勢いを維持し、ヨーロッパの強豪国として地位を確立することができるのか、今後も注目のチームである。

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坂田彩音 Ayane Sakata

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。千葉県生まれの大学院生。バスケ部に所属していた中学生時代、テレビでNBAを見始めたことをきっかけにスポーツ観戦の魅力に引き込まれる。好きな選手はショーン・リビングストン。生涯にわたってスポーツに携わっていくことが目標。